ぼくはアスペルガー症候群/権田真吾 ~いろんな人がこの症状の疑惑ってでてるけど、どうなんだろうなぁ~
アスペルガー症候群。いったいなんだ?との雰囲気になりますが。。。
この症候群の有名人として、次の方たちがいます。(参考URL:アスペルガー症候群 - Wikipedia)
- スーザン・ボイル
- スティーブン・スピルバーグ
- 金田ゆうじ など
疑惑的なことに関しては、次のURL参照。不確実な情報は載せるのをやめました。
(参照URL:アスペルガー症候群の有名人・芸能人)
本書にはこのように書いてます。
アスペルガー症候群とは、自閉症の中で知的発達の遅れがないものをいう。
人付き合いが苦手、場の空気が読めない、冗談が通じないといった特性はあるが、知的な面で発達の遅れがないため、冗談が通じないといった特性はあるが、といわれるくらいで、見過ごされてしまう。ぼくも子どものころから人付き合いが苦手で、友達と遊ぶよりも一人で図鑑を読んでいるほうが好きな少年だった。
本書の章・節から引用すると次のような特徴があるとのことです。
- メタ言語やあいまいな指示がわからない
- 空気が読めない
- 考えていることを口に出してしまう
- 同じ失敗を繰り返してしまう
- こだわりが強い
- 計画を立てるのが苦手
- 粘り強い
もう少し具体的に知りたい方は、次のHP等を参照してください。
見てて、思うのは芸術家や学者向きな正確だよなぁって思います。とにかく、自分の世界に入り浸って一生懸命自分の考えるモノを具現化する。そういうのに非常に向いている気がします。
一方、社会人で働いていくとなると、難しいだろうなぁというのが印象です。特に、自分が気づかずに一緒に仕事をするとなると、少し仕事の進め方に工夫がないときついかなぁ。上司の立場や部下どちらでも苦労しそうです。
本人にしっかりと指示を出して、理解をさせて、はまるとすごい力を発揮してくれる感じがします。
ただ、本人がカミングアウトしないかぎり、端から見たら、変な人で終わりそうな気がします。自覚がない場合がきついだろうなぁ。
そういうのも考えると、こういう症状をもつ人もいるという知識を持っておくのも大事なことなのかもと思えます。
結局は、こういう症状をもっていても、本人の問題解決能力がすごければ問題ないわけですからね。ちょっと変わってる人だけど、異常に仕事が出来る人ということになりますし。
世の中には、いろんな人がいる。その言葉だけでもなんとなく理解していても、自分の想像を超える人たちと出会ったとき、面食らってびっくりしてしまう。そして、思考停止。
そうならないためにも、様々な症状についていろんな知識を持っておいて、さらにそれを忘れて普通に接することができるというのが求められる大切なことなのかもしれません。