眼力の鍛え方/石垣尚男 ~めがねかけてるからなぁ。。。~
眼力。
野球でボールが止まって見えるとか、縫い目が見えるとか、来たボールを打てないから、配球をよんでやまをはるとか、いろいろと打撃のところで話がでます。
この眼のよさというのが、スポーツの特に球技のパフォーマンスに大きな影響を与えているそうです。
広島カープが入団前にスポーツビジョン(※)の試験を行い、その出来栄えとその後の成績を比較すると、スポーツビジョンの試験で好成績の選手は、その後スタメンになったり一軍で活躍することが多かったようです。
(※スポーツビジョンは普通の視力ではなく、動体視力や深視力、瞬間視などのこと。詳細は次のURLを参照 ビジュアルトレーニング スポーツビジョン研究会)
スポーツビジョンとは、次のようなものとなるようです。
プロのレベルになると、技術も体力も精神力もある一定以上のレベル以上になるわけですから、そこの差につながるのがセンス。
このセンスに差があるという風に自分は思うのですが、作者によると、センスは次の2つからなるようです。
- いままでの経験と、そこから必要なものをすばやく引き出すことができる力。
- スポーツビジョン
先天性が強いのは必要なものをすばやく引き出す力。この力はなかなか鍛えづらそうです。
ただ、経験とスポーツビジョンはトレーニングを積むことで鍛えることができる。
特に、スポーツビジョンに関しては、一度トレーニングをしてあげておけば、ある程度はキープしていくことが可能なようです。
となると、スポーツビジョンの意味をきちんと理解させて、指導して選手を育てていけば、大きく育つ子がでてくる可能性が高いのかもしれません。少しでもいいから鍛えていけば大きな差になっていきそうですし。
本の最後に、眼の鍛え方を書いてあるので、参考になるかと思います。ただ、自分は、ほとんど球技のスポーツはしないのであんまり関係ないところになりますが。。。
それよりも、持続的にスポーツをする気力がほしい。。。