Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

時をかける少女/筒井康孝 ~いまでも色あせない話 というよりも、50年前にこの話をかけるのすごいと思う~

熊本地震が起き、メディアがこの話一点になってますが、はやくの収束と復旧、復興を願ってなりません。

熊本城や土砂崩れ、家の崩壊の映像が流れるたびに心が痛くなります。

 

時をかける少女

時をかける少女 - Wikipedia

映画化は4回もされてるんですね。知らなかった。

この時間を戻る力があれば、戻したくなりますね。。。

 

映画化がよくされるので、最近の作品かと思ってましたが、1965年ともう50年も前の作品なんですね。古めかしい感じもするけど、あんまり気にならずに、素直に読めたし、非常に読みやすく面白かった。

50年前の作品なのに、なぜかこのタイムリープの力が発動するのがアニメや小説、ゲームの定番のように思えてきます。これがそのルーツの1つなのかもしれません。偶然手にした力を発動する条件が、本人が死に掛けたりしたとき(正確には強く願ったとき)というのも。。。

こういうのは面白いし、時空をこえたときにどういう問題になるかも書いてあるのがいいですね。そうなっても周りが気づかずに、あれ?となるのもリアリティがあってわかる気がしますし。。。

最終的には、この力のついた理由もわかるわけですが、なんつうか続編があってもおかしくないよなぁって思って、wikipediaを読んでたら、こちらが本編の続編といわれているんですね。

www.kadokawa.co.jp

nasneにとったままほったらかしにしているので、早いうちに見ておこう。そのときの感想を書くかどうかは未定です。

 

他に2つ話があるのですが、複数の次元の話があるのが面白いですね。とある次元で問題がおき、みんなが隣の次元に移動する。とか。。。

こういう発想があるのがいいなぁと。。。

 

そういや、松任谷由美時をかける少女という歌をだしてたなぁ。。。

こう思うと、今のメディアミックスとかいわれているもののだいぶ先にやってたんだなと思うと、この話の奥深さや広がりがすごいものだなぁと。。。

 

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)