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知らないと損する給与明細/大村大次郎 ~知らないことで損するというのがよくわかった~

給与明細。

働いていると月に1回の楽しみ。

 

この給与明細に、何がかかれており、何が引かれているか?というのをよく見ずに、支給額と、控除額、そして、手取り。その3つだけ見て、「あー、結構控除額多いなぁ」って思うことが多々。

これをもう一度しっかり見直していくことで、貯蓄額を増やしていくことができるという内容です。

帯にもこう書いてあります。

何もしなけりゃ生涯3000万円の大損!

3000万円の貯蓄ができれていれば、老後の懸念はだいぶ減ります。

 

本読んでの感想となりますが、あまりにも知らないことが多かった。控除をいかに増やすか、そして、固定費的にかかるものをいかに抑えるか。

ここいらのことを知らずして、給与を上げる方向に走っても、結局はひかれるものが増えるので、手取りはなかなかあがらないですからね。。。それにケチケチして、お金を貯めてもというのがあります。

 

やれる範囲から少しづつ、いろいろと手立てをうっておいたほうがいいかなと。

知っている人にとっては当たり前のかもしれませんが。。。

 

それとこれを読んでて思ったのは、春闘でベースアップばかりクローズアップされますが、待遇面の改善(福利厚生とか)に注力してもらったほうがいいのかも。

住宅手当は、税金がかかってくるからあまりメリットがないとかね。。。

 

非常に勉強になりました。

知らないと損する給与明細 (小学館新書)

知らないと損する給与明細 (小学館新書)

 

 

続きはこちら。

手取り額を増やすには

手取り額は次の関係があります。

手取り額 = 支給額 - 控除額

一般的に、手取り額を増やすには支給額を増やすのが一番手っ取り早い。ただ、支給額を増やすと控除額も増える。なので、支給額が増えた分よりも手取り額が増えないという。。。

そこで、控除額を抑えることで、手取り額を増やすということが肝要。

基本的に、月々の税金は大目に取られているそうです。年末調整は、取り過ぎた税金を返してもらっているだけ。なので、転職によって急激に給与が増えるとか、控除が減ったりすると、税金を取られることもあるそうです。

 

控除額を抑えるには

控除額を抑えるのに、活用できるもの。

扶養控除は、同居していなくても条件次第で扶養にいれることが可能。

生命保険控除よりも確定拠出年金のほうが、控除額の影響は大きい。やれるならやっておいたほうがいい。

医療費控除の中には、医者の診療書があれば、スポーツジムやマッサージも対象となる。

難病指定の病気にかかった場合は、特定疾患の申請をすることで、医療費を一定金額以下に抑えることが可能。

ふるさと納税は、返礼があるので、トータルではプラスになることもある。

(詳細:ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 全国のふるさと納税を地域・特典・使い道から選べる

あと、厚生年金や健康保険は、4~6月での給与(残業代込)で算出されるそうなので、理想は、4~6月は残業が抑え気味で、7月以降残業多目というもの。仕事の都合もあるので、そう理想的にはいきませんが。。。

 

雇用保険について

再就職手当がもらえる場合があるため、雇用保険の給付ぎりぎりまでではなく、早めに再就職先を見つけたほうがお得。

 

再就職手当の支給額

(1)基本手当支給残日数が2/3以上の場合

   基本手当日額(MAX7810円) × 支給残日数 × 60%

(2)基本手当支給残日数が1/3以上の場合

   基本手当日額(MAX7810円) × 支給残日数 × 50%

 

主な条件は次のとおり。

  • ハローワークでの待機期間7日間後の就職であること
  • 再就職先で1年以上働くことが確実なこと
  • 就業日の前日までの基本手当ての支給残日数が3分の1以上あること
  • 過去3年以内に再就職手当をもらっていないこと