アンコール・ワットへのみちをみてきました
名古屋市博物館で開催中の「アンコール・ワットへのみち インドシナに咲く神々の楽園」を見てきました。
上記のURLから、どういう展示物があるか?というのが見れます。
見れるのは、アンコールワット以前の彫像。
時代がたつにつれて、ヴィシュヌやシヴァ、パールバーディ等の彫像が徐々に壮麗になっていくのが見てて楽しい。
頭の帽子が徐々に壮麗に、そして、前掛けも壮麗に、飾り物も徐々に細かく精細になっていくのがいい。
どうも、アンコールワット期を迎えたのち、仏教の影響が強くなる感じがしたのですが、その前の時代はむしろヒンドゥー教の影響が強い。
展示物は、ヴィシュヌの像が多かった気がします。
最高神の一人であり、世界を維持をする神であるから、当時の権力者は自らの治世を誇るために、もしくは祈念するために作らせたのかなぁ。。。
日本に仏教が伝わったのが、500年台(538年や552年ともいわれてます)。それに対して、仏教発祥の地インドより近い東南アジアで、仏教よりもヒンドゥー教の影響を色濃く受けてたのかなぁと。。。
それと、仏教の影響を受け始めても、ヒンドゥー教の影響も多大に受けており、日本の仏像の文化と大きく異なるなぁというのが印象です。
むしろ、そういう観点でみていると、奥深く面白く感じました。
ヒンドゥー教の神話は面白いですね。
ありえんだろ、て突っ込みたくなるような神話もありますし、それひどすぎだろって思うものもある。
ここいらが非常に面白く、一度ヒンドゥー教について調べてみても面白いかも。。。と思えています。
ガネーシャ誕生の話が不思議です。。。