Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

できる人はなぜ「情報」を捨てるのか/奥野宣之 ~物持ちがいいのでなかなか捨てられないんですよね。。。~

根が貧乏性なのか、なかなか物が捨てられないです。

だから、最近は読んだ本がたまりすぎていて、PC回りに読み終わった本や読んでる途中、さらには読む前の本が散乱している状況です。ここに感想書いたもの、書いてないものが混在していて、ソフトで管理していないとどれがどれだか。。。という状況になってます。

昨今のミニマリストを実践されている方はすごいなと。よくモノも捨てられるなと。

 

この状況は仕事でもでてきてますからね。。。

とったデータを大切に、造っている途中の分も大切に残していて、引っ越しやサーバの容量を圧縮するときに、どさっとすごい勢いで捨てちゃう。。。

そして、気が付いたら、その捨てたデータを探して右往左往。。。

 

そういう人間ですので、「情報」を捨てるというのがなかなかできない。

人間の体や脳は、原始時代からほとんど変わりません。仕事に費やせる時間や、読んだり考えたりする能力には、限界があるわけです。

という前提を考えると、無駄に能力を使ってしまい、本来出すべき能力を出し切れていない可能性があります。

情報を捨てる目的は何かというと、次の目的のため。

「できるだけ使えるアイデアを思いついて、企画書や現行といった成果物=アウトプットをとんがったものにしていくため」

 

著者の方法はいたってシンプル。

ずっと大事なのは、入り口で選別すること。大量の「重要な気がする情報」に集中力がそがれたり、労力や時間を奪われてしまうことをあらかじめ避けるための「戦略」なのです。

 

勝手に入ってくる情報や、容易にとれる情報を大切にしていくと、独自性が失われてしまい、とんがったアイデアというのがでにくくなる。

そのためにも、必要な情報を見極め、早い段階で情報を取捨選択することが肝要ということになります。

 

情報をとるなら、次のような観点で情報をとる。

課題意識を持っているだけで、普段と同じ、ありふれたメディアの情報や日常的な光景が「取材現場」に様変わりする。

これこそ「目をつくっておく」ことの効果です。

そのときの課題意識をもつには、ゴールを設定する必要あり。

自分が何をしたいのかという、「ゴール」を認識することです。

ゴールは「書くこと」「つくりたいもの」「話したいこと」「なりたい姿」など、なんでもかまわない

~中略~

それらを実現するうえで、「必要だと思うこと」を思いつく限り、下に書いていきます。

 

こういう目線で物事を見ていると、届く情報をいち早く判断することができるということなのでしょう。

なかなかできそうもないですが、トレーニングなんでしょうね。。。

 

できる人はなぜ「情報」を捨てるのか (講談社+α文庫)

できる人はなぜ「情報」を捨てるのか (講談社+α文庫)

 

 以下、参考となった方法

 4段階のステップ

  1. 目をつくる
  2. 広く情報に触れる
  3. 使えるかを判断する
  4. 捨てる・拾う

 

情報は、与えられている場合は要注意。

  • 「あなただけに」と提供される「みんなと同じ情報」
  • 発信者の都合で送られる「こちらにメリットがない情報」
  • 自分の考えを広げるどころか「委縮させる情報」

 

人に伝えるときには、例として挙げるのに映画は最適。

映画の感想は1両日中に書くこと。

 

情報をとるときは、縦軸、横軸を考えてとる。

  • 縦軸:時間軸
  • 横軸:となりの業界は?とか目線を変えた軸。

 

そして、重要なのは次のこと。

偶然に出会った情報は、ほかの人が追随できない特別なインプットになります。

それと、もう一つ。

自分の考えというのは、メモしておかないと一瞬で霧散する