ビジネスパーソンのための 結婚を後悔しない50のリスト/大塚 寿 ~日々の積み重ねが大事か。。。~
知り合いの結婚式に出席したときに、祝辞を述べていた方が参考にしたらいいと進めていた本。
いや、自分の家庭事情がどうこうではなく、現状をキープするというより、最悪の事態にだけは至らないようにするにはどうするか?というものすごく後ろ向きの考えから読んでみました。
読んでみての感想は、結婚式という門出に、ちょうどいい言葉なのかもしれないとも思い、祝辞を述べた方はよくこういう本を知っているなぁと。。。
近年、いかに結婚するかが多く取り上げられますが、結婚「後」の生活をいかにつくりあげていくかをもっと考えるべきなのです。
結婚は愛する相手を見つけることではなく、愛し合い続ける相手を見つけ、自分たちだけの家庭をつくり出し、改善し続けることに他なりません。そこには、相性や愛情を越えた「努力」と「技術」が必要なのです。
参考になることが多く、折を見て読み直してもいいのかもしれない。
結婚は自身の生き方そのものを問われ、さらにはその適否でさえもがフィードバックされるという、まさに仕事以上に大変なものなのです。
~略~
人生を良い方向に変える現実的な課題としてとらえ、それをいかにマネジメントしていくかを考えていきましょう。
作者は、1万人の方にインタビューした中で導き出した共通項から、大事なエッセンス(世の中の諸先輩たちの言葉)が重たい。
後悔している諸先輩たちの言葉で特に印象的だったのは、「チリツモ」(塵も積もれば山となる)というフレーズです。
~略~
たった一つの出来事によって離婚にいたるのではなく、日々の不満の積み重ねだということです。
読んでた中で、ぐっさりときたのがこちら。
どれだけ仕事が忙しくても、優先順位の一位に「仕事だけ」を持ってきてはいけません。結婚生活は生活基盤をつくるものですので、「仕事」と「家庭」は両方大切なものなのです。
~略~
仕事と家庭のバランスがうまくいっている人は、どのような工夫をしているのでしょうか。
その秘密は、「仕事だけ」にならないように、仮に毎日でなくても、必ず週一とか隔週といった比較的短いピッチで、定期的に家族と向き合う習慣を持っているのです。
仕事が忙しくなると、帰宅も遅くなったりしますから、なおさらですね。さらに、そのタイミングで試験やらが重なってくると、そっち優先にしがちですから。
その観点を踏まえると、ちょっと家庭に目を向けておいて、通勤中やら仕事を効率よくこなしていくようにして、時間をつくり出すしかないんでしょう。
うーん、やることいっぱい。。。
また、気が向いたら読み直すことにしよう。