世界のトップを10秒で納得させる資料の法則/三木 雄信 ~A4 1枚でものごとを語るのってなかなかできない~
ソフトバンクに勤められていた方が書かれた本。
似たようなもので、トヨタに勤めた方が書かれたものも多々散見しますが、感覚からするとかなり似ている。
むしろ、こちらのほうが実践的な感じがします。
このたぐいの本を読んだことのない方は、読んでみてもいいかと。ほかの本を読んだことがあれば、興味があれば読む程度でいいかと思います。
巻末のところに、グラフの作り方やインパクトの与え方というのを事細かに書かれており、今後作る際に参考にしてみるつもりです。折れ線グラフが推移を劇的に見せたりとかその観点はなかったし、数字が何を意味するのか?を考えるという目線がなかったので、新しい考え方が何個かありました。
その中で、2個ほどきになったところについて記載。
グラフの作り方のなかで、パレート図について記載があります。パレート図は仕事でたまにしか作らないのですが、イメージ感を説明するのに非常にわかりがいいです。毎度毎度作ればいいというものでもなくて、ケースバイケースで作り分けるというのが大事かなと。
あとは、トヨタ方式でよく出てくる特性要因図(通称魚の骨)。この2つをうまく使い分ければ、いろいろと説明上手になれそうです。
自分が考えたパターンは次のやり方。
- トラブルの発生要因をパレート図で主要因を特定。
- 特定した主要因を特性要因図でそこに、影響を与えそうな要因を抽出する。
- 対策を行う。
こういう風に仕事を進め、説明ができれば、かなり効率的に進めることができるかな。
なかなかできることではないですが。。。
あとは、日ごろから気にしているところが何個か散見。
どこでもいっしょなのだなと思い、一つ安心したところがあります。
ただ、それだけ繰り返されるということはなかなかできることではないということなのでしょう。
心して取り組まないといけないんでしょうねぇ。