Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

続・大人の流儀/伊集院 静 ~無理難題ってなかなか難しいんですよね。。。~

前回読んだ本の続刊です。

読んでて、多少前作とかぶるところもありますが、今回もいろいろと面白い話が多々。

その中で気になった話が2つ。

 

1つは、仕事についての考え方。もう一つは井上陽水さんの話。

仕事についてのアドバイスが貴重かなと思う。

休む暇があったら仕事を覚えなさい。三十まで、それを続ければ、出世でなくともなんとか格好がつく。

世の中の肌触りを覚えるには、理不尽と出逢うのがいい。

職場の中に、得意先に、理不尽を絵に描いたような人がいることは、不幸に見えて実は幸いなことだ。

無理難題をひとつひとつ超えていくことで、笑い話になるのであれば、安いものかなと。

意外とそういうものかもしれないかなと思ったりします。つらいことや失敗談って意外と覚えてて、ネタにできますから。

ただ、30まで必死に働くってのはなかなかつらいもんですよね。。。

 

井上陽水さんとの話が面白い。

二次会、三次会、四次会・・・・、胸のポケットに手を入れ。陽水さんが立ち上がろうとすると、別の誰かが支払いを済ませていた。黒鉄さんと私はただ呆きれて、三人で明け方のタクシーに乗った。

こういう人って本当にいるのかな?お金を払っておくのはしたことあるけど、なかなかできるものではないですし。

そう思うと、井上陽水さんの人柄なのかもしれません。

 

ほかの本とかあれば、ふっと息抜きで読んでみてもいいかなとも思ったり。

続・大人の流儀

続・大人の流儀