ガンダムF91がどういう物語なのか?はGジェネでやって覚えてはいるのですが、物語として読んだことなかったなと。
読んでて思うのは、背景描写にほぼ上巻をまるまる使って終了。1990年代にかかれた物語なので、ところどころに時代を感じるところがあります。FAXの描写があったりしますからね。この中でスマホや携帯のようなものがあったら、こまかい雰囲気がかわってくるんだろうなと思います。
コスモバビロニア建設について、その背景や登場人物の考え方が書き込まれているため、読んでいて、どこかこういう考えのことが歴史的におこっているのかな?と考えてしまったりしました。結局はどこか?というのがいまいちわからず。。。
コロニーの描写というか、人によってコントロールされている環境下では過激なことになることが少ないのでは?という描写がちょっと面白いかなと。
コロニーの天候は、人に苛酷な気象条件を設定して、人の感性を刺激するようにしてあったも、しょせんは管理された気候である。極度に人を不安におとしいれる暴風や寒暖の変化はインプットされていない。
~中略~
そんな環境が、人をおだやかにするか、自堕落なものにする。それを避けるために、人は、みずから面倒な労働をするようになっていた。
楽な環境にいると、ついつい楽をしようとしてしまいますからねぇ。。。
さて、F91がでてくるのは下巻となりますが、その活躍どのくらいなんだろうなぁ。。。
機動戦士ガンダムF91―クロスボーン・バンガード〈上〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
- 作者: 富野由悠季,美樹本晴彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1991/01
- メディア: 文庫
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