上巻でやきもきしてしまったので、急ぎ下巻を読んでみました。いつ、ガンダムF91がでてくるのか?という1点に興味がありましたから。それが、ガンダムF91の登場・活躍って、一瞬な感じです。
出撃したら、いきなり最後の戦いという感じで。。。しかも、最後がなぁ。。。クロスボーン・バンガードがどうなっていったのか?くらい書いてほしかった。
そういう意味でも、転々と戦い続けていったガンダムUCのほうが面白かったです。
とはいえ、ガンダムF91の強さと、ラフレシアはある意味衝撃的。それと、バグ。バグ自体は、鉄仮面の悪意があるとしか思えないような兵器。
ああいう計画を立てておいて、どうどうと宣言したりするのをみると、人としてどうなのかな?と思ったりします。
まじめな科学者だったからこそ、暴走したという典型例なのかな?マイッツアーの考えを深く理解したがゆえに、その考えを拡大解釈をしてしまったとか。
仕事でも、上司に委任されて仕事を進めるときに、ちょくちょく判断を求められることが多々。そのときに自分なりに上司の考えをトレースして、進めていくことがあるのですが、そのあとで報告した際に、いろいろとご指導を受けることがあります。
ケースバイケースというのもあるかと思いますが、そこいらがなぁ。。。なんというか難しい。
そういうのを思うと、ちょっとした人間のあるある模様が見えてくるので、少しつらい感じもします。
それにしても、鉄仮面もといカロッゾは、嫁に逃げられ、娘に愛想をつかされるというある意味家庭から見捨てられた人だったのかもしれないですね。。。
そう思うと、少し寂しい感じもしてしまいます。
さて、次は何をよむことにするかなぁ。。。

機動戦士ガンダムF91―クロスボーン・バンガード〈下〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
- 作者: 富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川書店
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