Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? /大根 仁 ~何度も繰り返す。これって面白いなぁ~

まず、読んでの感想は、ノベルゲームの小説版。それに加えて、中学時代の青春物語。

読んでて面白くないはずはない。

ゲームとしては、なずなを守れなかったら終わりというゲーム。その選択肢が無数にある中で、何度も何度ももしも玉を投げていく中で、なずなと典道の思うゴールにたどり着いていく。その中では、普通にしていたら気づかないようなものも含めて無数に。

間違いがあっても、何度あっても、求めていた答えにたどり着くように、何度もリトライ。ほんのわずかな差がその後の選択肢が変わっていく。そのことを考えると、面白いかなと。

一番望ましいルートに入るまで何度も繰り返していく。

ただ、読んでる側からすると、どこかすべてのルートをみるためにゲームを何度も繰り返してしまうのを思い出してしまう。ゲームの時は、ルート開放率とかもありましたからね。

実際に起きたら、いやな気持ちになってしまいそうですが。。。もしくは飽きがきてしまいそうだし。。。

 

舞台となっている夏祭りや中学生という時代。

どこか懐かしい。今思うと、中学時代は地元から大人になって早く出ていきたかった。でも今はのんびりとそのときを楽しめばよかったなと思う。

いま”もしも玉”があれば、どこに戻りたいのかな?最近だと戻りたい時ってあるようなないような。。。今を満足しているからかもしれないでしょうかねぇ。

大きく時を戻せるのなら、大学時代ですかね。もう少し真面目に勉強して、いろんなことを学んでおきたかったかなぁ。。。

 

そういや、最近花火って見に行った記憶がないなぁ。

仕事中に花火の音が聞こえて、あー、今年も見てないや。。。と思うことが多々ですから。