Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

捨てられる銀行2 非産運用/橋本 卓典 ~資産運用って難しいんだよなぁ。。。~

捨てられる銀行の続編。前作の捨てられる銀行を今年の正月に読んだのを考えると、ちょうど半年ぶりといったところでしょうか。

matypoyo.hatenablog.com

今回の話は、銀行で紹介される投資信託についての話がメイン。正確には、そこで運用を紹介するというのもありますが。。。

結局のところ、運用会社や証券会社から銀行へキャッシュバックがあるから、投資信託への勧誘依頼があり、営業ノルマが与えられる。そして、そのノルマ達成にやきもきしながら顧客へ勧めてしまう。

そういうのが銀行の信頼をなくしていくという旨のことが書かれています。

 

といって、株式投資を推奨しているわけではなく。。。

個別株を「選ぶ」から、多くの投資家は失敗するのだ。あるいは、一時期は成功したとしても、その後の時流の変化、予期せぬ投資先の事業の不振などによって、失敗に転じてしまうのだ。個別株の先を読むことは、プロ中のプロでも難しい。

そこで、注目しているのが次の考え方。

「選ばない投資」、すなわち「全部買う」「指数を再現する」という新しい発想の運用法だ。個別株を買うのがアクティブ運用で、市場全体の成長に期待して指数の構成銘柄をすべて買うのがインデックス運用だ。

このインデックス投資はとにかくコストを下げることができる。個別株のように詳細な調査する必要もないし。。。

インデックス投資でとにかく市場が成長していくことに期待して投資をしていく。仮に下がったとしても、ドルコスト平均法で買い続けていれば、また儲けがでるタイミングきますから。

 

あと、この本で知ったのが、積立NISAの存在。詳細はこちらのURL参照

www.toushikiso.com

違いは、大まかに次のとおり。

NISA 運用5年 金額年120万円まで。

   対象:個別株、投資信託ETF

積立NISA 運用20年 金額年40万円まで。

   対象:投資信託ETF(認可あり)

この2つは併用が不可。

どちらを選ぶかは本人次第といったところです。ただ、思うんですが、積極的に勝負にでれる方はNISAを選び、じっくり積み立てて時間を味方につけたい方は、積立NISAでいいのでは?と。

 

さて、どちらを選ぼうかな。NISAで一発狙うというのをしたい気持ちもありますが、じっくり育てていくというのもいいのかなとも。

まだ定年までは時間がありますから、時間を武器にしていくのも選択肢か。。。悩ましいところです。

とりあえず、年間40万円を確保できるように家計の見直しをしないと。。。月3万円下げるのってなかなか難しいよなぁ。。。

捨てられる銀行2 非産運用 (講談社現代新書)

捨てられる銀行2 非産運用 (講談社現代新書)