ちょっと今から仕事やめてくる/北川恵海 ~ちょっとどころじゃない気がする。。。~
今年映画化されていたんですね。
しらなかった。
映画の封切ぐらいに購入してたのに、最近ようやく読み終わり。時間がかかったのは、単に買ったまま放置していたからです。
この本、”ちょっと”仕事をやめてくるくらいの軽い内容かと思ってたら、非常に重い。ブラック企業に勤めるとどうなるのか?という気が。
自分自身ブラック企業に勤めたことはないのでなんとも言えません。気づいていないだけかもしれません。
ただ、他人の手柄を奪うというのは酷いなと。仕事ってどちらかというと、人と人がするところが大きいので、引き継いだところトラブルが発生したとかよく聞く話です。そういうのを考えると、この本の中で出てくる人々は安易な行動をしているなとも思います。
自分自身、他人の手柄を奪ってまで成果を上げたいのか?というと?が付きます。ただ、比較的運よく成果をだせているからそういう精神状態になっていないだけかもしれません。成果を求められる環境に身を置いていたらどうなるのか。。。それをふと考えてしまいます。案外精神的に追い込まれてしまうと、同じことをしてしまうのかなと。
まー、でもないな。自分の性格上おそらく会社をやめる道を選ぶかと。文句言われても知らないと思って。
ふと考えてみると、上司もブラック企業の被害者なのかなぁとも思えてきます。そうならないようにしていかないとなぁ。
そういうのを考えながら読んでました。
願うのは、自分の関係者でこういう不幸なことが起きないことを祈るだけです。職場であれば、起こさないようにしていかないとねぇ。