通勤電車のはなし - 東京・大阪、快適通勤のために /佐藤 信之 ~列車の進化ってすごいなぁ~
普段の通勤生活でお世話になる通勤電車。
どうしても快速電車に乗ると、混んでいるのもたまにつらくなり、鈍行で通勤したりとかもやったりします。
ただ、歴史を見ていくと、ドアの開口を広くしたり、車体サイズをでかくしたり、と車両側でも混雑解消に向けていろいろと対策を練っている。さらには、運航も効率的に乗降できるように様々な施策をうっている。もちろん、駅の複線化といった手立ても実施しながら。
そういうのを見ていると、だいぶ解消されてきたというのもわかってきますし、それに向けての執念のような取り組みというのには、本当に頭が下がります。ただ、一部は残っていますが、利益との兼ね合いもありますし、なかなか難しいものかなと。
この本で初めて知ったんですが、通勤時間はすべて鈍行にしたりすることがあるんですねぇ。知らなかったです。
住んでいる中京圏は、快速があるということはまだ満員電車として余裕があるということなんでしょうねぇ。そう思うと、楽なところに住んでいるのかな?とも。
とはいえ、朝の混雑が嫌いなので、ついつい朝早めに出社することが多いですが。。。
この本は、東京・大阪といった電車網が充実したところを中心に描いており、その進化や課題、そしてこれからの進む道について書いてあります。
もっと列車について書かれているのかなと思ったのですが、そこは少なめ。
ただ、面白いのは面白い。
ちょっと普段乗っている電車がどうなっているのか?というのをじっくり見てみたいものです。

通勤電車のはなし - 東京・大阪、快適通勤のために (中公新書)
- 作者: 佐藤信之
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/05/18
- メディア: 新書
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