侠飯4 魅惑の立ち呑み篇/福澤 徹三 ~相変わらず料理がおいしそうでたまらないです~
気が付いたら発売されていた侠飯の4巻。
面白いですね。いや、むしろ、ご飯が食べたくなる本。
会社の帰りに読むと、呑みたくなるし、会社の通勤時に読むと会社で仕事をやる気がなくなるという。。。
いいのかどうなのか。。。
ただ、料理の描写が非常にいいし、自分で作って試してみたくなります。といってもなかなかやることはないですが。。。スーパーにいったときに、缶詰系は買ってますがね。それをうまく活用して作りたいものです。
今回は角打ちの立ち飲みが舞台。場所が永田町近所の麹町。
政治家がらみの話なのですが、これが巧妙に以前の話とつながっているというのが非常に面白い。2巻の内容と3巻の内容が微妙に影響しているのがいいです。
1巻ごとの完結ものとして読んでも問題ないのに、各々の話が微妙につながっている。そういうのを感じるだけでも、シリーズものを読んでいる人はにやっとしてしまう。こういう遊びを用意してくれているのが心憎い。
最後に、話を聞きつけた人がくるというのもいいですしね。こういうお決まりのパターンを作るのがいい。次の巻では、どういうシチュエーションを用意していくのか?そして、話がどうつながっていくのか?というのが興味深いです。
柳刃や火野にかかわった人たちが絡む話があってもいいと思うんですよね。。。
感想とは別の話になりますが、立ち飲みっていいですよね。あまり飲みすぎないし、呑みすぎると立っていられなくなるので、長居もしなくなるし。
個人的に2人くらいで呑みに行くとなると大概立ち飲み屋にいくことが多いです。そこで頼むのはホッピーが多いです。だって、安いし。。。
うーん、仕事に疲れたら呑みにいこうかなぁ。