巻ノ一があまりにも面白かったので、引き続きで読了。
いや、この面白さはすごい。
楊貴妃の死の真相へとつながっていく本書。
まさかまさかという感じでどんどん話が進んでいく。まさかなとすら思えるくらい。
謎に満ち、日本史上最高の天才とすら言われる空海の姿がありありと見えるようで、非常に面白い。
そりゃ、映画化されるわ。と、個人的に納得。
遣唐使でありながら、唐の高位まで登った阿倍仲麻呂が非常に重要な存在となっているというのが面白い。
空海が遣唐使にいったころにはなくなってはいるわけですが、そうとは思えないくらい存在感がある気がします。
楊貴妃の死の謎に突き進んでいくあたりが非常に面白いかなと。
青龍寺の恵果阿闍梨がでてきたり、怪しげな黄鶴、白龍、丹龍が阿倍仲麻呂の話にでてきたりと、かかわってきそうな人がでてきており、ここからどうつながっていくのか?というのが気になります。
そう思うと、話が気になってなりません。
そういえば、本書で触れていますが、楊貴妃伝説が日本にもあるというのが非常に興味深い。ちょっと調べてみると、結構ヒットしますね。。。
美女・楊貴妃は日本に渡っていた!?「楊貴妃の墓・二尊院」【山口】 | 日本珍スポット100景
山口や、熱田神宮、泉涌寺には楊貴妃と関連があるそうで。ちょっとおでかけでいってみてもいいのかもと考えてしまいます。特に山口とか。。。
さて、続きが気になるので、巻ノ三をさくっと読むかな。。。