Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術/堀江貴文,斎藤由多加 ~ヒットも大変なんですけどね。~

日ごろから、確実につなげていく。一発逆転をあてにしない。

読んでの感想です。

派手な世界かなと思っていましたが、ビジネスに普通に似ているなというのが感想。

本書を見る限り、やれる範囲のことを着々とやっていく。瞬間風速的な大きな売り上げをあげるよりも、こつこつと安定して売り上げをあげていくことのほうが重要。

ホームランを打つには多少の運が必要ですが、三割打率を目指すのは論理と努力でできる。運頼みと違って論理や努力は積み重ねることができる。だから侮れない。

起死回生の逆転劇ってすごくドラマチックなんですけどね。

ただ、逆転劇を失敗したときは即終了が一気にきてしまいますからね。

 

そうなると、いかに普段からの仕事を丁寧にしていくかということ。

ベースをきちんと作りこんでおいて、そこを保ちつつ、そこから先に飛躍するためにホームランを狙っていったり、ヒットの数を増やしていく。

とにかく、ひとつのことに依存をしていかない。

どちらかというと、ホームランの打ちそこないがヒットというよりも、ヒットの延長線がホームランという感じになっていくのかな?

 

そう思うと、日ごろからやれることをしっかり考えて、相手の立場になっていやっていく。

 

相手がどうされるとうれしいか、とか、普通に仕事でも考えますしね。

それが営業職でも、技術職であっても。

 

相手がどういうのを求めていて、自分たちがどうしたいか?そのときに自分たちの意見をごり押ししない。

相手の立場になって考えて、理解を得ていく。折れるところは折れていく。

そういう考え方でヒットを重ねていくということなんでしょう。

 

起死回生なんて狙うくらいなら、撤退するか、じっくり作っていく作戦に切り替えていったほうがいいんでしょうね。。。

急がば回れか。。。