Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール /尾原 和啓 ~こだわりを徹底的に極めるか。。。~

会社を12回も変わっているというのは、なかなかできるものではない。

というより、それだけ求められて転職できるのってすごいことだと思います。

 

この本を読んで、ちょっと自分の市場価値っていくらぐらいなんだろうな?と思ったり。。。でも、なかなか勇気もてないですしね。

 

仕事を進めていく上で参考になったのは次の2つ。

努力を続けていても、なかなか進まないと思って、芽がでないとみてやめようかなと考えてしまうことが多々。

諦めずに努力を続けると、あるレベルを超えた瞬間、急激に伸びます。たいていの人は、そこまで努力できません。99.5%努力して、諦めてしまう。残りの0.5%、最後の最後まで粘って努力し続けた人だけが、結果をごっそり独り占めできるということです。

もう少し続けていくことで、成果が出始めたら一気にというのはよくあること。どこか突破すると、一気に進んでいく。

そう思うと、続けていくということが大事なんでしょうね。。。そのためにも、目的を明確にして、自分の信念としてやっていくしかないのかもしれない。

自分自身が腹落ちして、やりきるとかの覚悟がなければ、そこまでできるものではないですから。

 

そして、もう一つ。

残りの20点の余地にどれだけリソースを投入できるかで競争優位が生まれるのです。ほとんどの人はそこまでやらない。手間ひまかけて80点を90点に上げるより、別の分野で手っ取り早く80点をとろうとするからです。だからこそ、非効率的だとわかっても、80点を90点に、90点を100点に近づける努力を重ねるわけです。そこまでやった人だけが、ライバルに圧倒的な差をつけることができるのです。

ゴール地点を8割できて、ここからは大変な領域だと思うところですね。ここを満点を目指す努力をするかどうかは、そこが強みになるかどうかなと思います。

すべてを100点満点にはできるわけではないですから、抑えるべきところは80点にしておいて、こだわりのポイントは徹底的にこだわり100点満点を狙っていくというのが大事なのかなと。むしろ、驚きの点を考えれば、100点以上を狙っていくというのも必要か。。。

効率ばかり重視するのではなく、こだわるところは徹底的にこだわる。そういうメリハリが大事になるのかなと。

 

最後に、物事を変えていこうと思うのであれば、覚悟がいるということですかね。

会社にしがみついている人には、本気で会社を変えることはできません。いまの職場を変えられるのは、「辞める覚悟」をもって「辞めずに取り組む」人なのです。

どうにかしてついていこう、振り落とされないようにしようと考えると、ついつい消極的な判断になり、無難な方法を選択していく。

積極的にやるということは、ハイリスクな手段をとるのもいとわないと考えるのであれば、会社を飛び出るくらいの覚悟が必要ということなんですよね。

ただ、そういう人がいないと、物事が変わっていかないのも事実。

そう思うと、他所での評価や、リスク分散可能な方法を考えてチャレンジをしていく必要があるのか。。。

 

ちょっといろいろと考えさせられるいい本であったと思います。

ただ、自分にはなかなか実践できるような気がしないのが難点ですかね。。。