東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき所沢と大阪はどうなる/兵頭 二十八 ~どうなるのか?さっぱり予想がつかない~
お盆に終戦がらみのテレビ番組を多く見ているので、つい気になって読了。
現状を踏まえると、なかなか安心できない国際情勢。北朝鮮とアメリカによって融和的なムードはあるものの、どこか信用できない。。。
国として存続していくための力を欲するところが困ったらどうするか?というのを考えると、手持ちのミサイルを打ってくる可能性があるのかな?
でも、打つと抑止力がなくなるし、他国から攻められる理由を与えるから、よっぽど末期的でないとできないような気も。。。正直読めません。
核武装して他国を日常的に恫喝しているような外国が、いつまでも、わが日本国だけは核攻撃しないでいてくれることを願って、平和を祈って何の備えもしないのなら、それは「来たらざるを恃む」ことに他なりません。
なので、必要最低限どころか、十分な準備が必要なのかなと。
限られた国家予算をどこにあてていくか?その準備が必要になっていくんでしょう。。。
さて、仮に敵対国が日本へ核を打ち込んでいく際には、他所や国内を視野において、限られたものしか使えないため、必要最小限となり無駄打ちはない。
その際に狙われるのが東京の中心部にあわせて、下関や原発、神戸港。
仮に原発が落とされたとしても、ビルや地形の効果で威力が減っていく。そのため、東京を攻撃する際には、2~3発必要。
ただ、原発をどこに距離でうつのか?が肝要。
威力だけであれば、空中。ただ、その後の土地を使えなくするのであれば、地表や地中。特に地表や地中で爆発すると次のようになる。
核兵器が地表もしくは地中で爆発した土地は、半永久的に人が住めない場所となる
こういうのを考えると、無駄打ちできないところは、おそらく空中で爆発するのかな?と。
それだけで風評被害がでるから、日本の国力を削ぐことは十分にできると考えられますから。
そんな気がします。
ただ、どうなるんだろうなぁ。。。
さっぱり予想がつかない。
最悪ケースとして想定するのでいいのではないでしょうか。

東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき所沢と大阪はどうなる (講談社+α新書)
- 作者: 兵頭二十八
- 出版社/メーカー: 講談社
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