10年以上前に読んだ記憶があるのですが、それ以来の読書。
そういえば、10年くらい前にドラマ化されてたような。。。
2009年、2010年、2011年と3か年にわけて放映されています。
BSあたりで再放送しないかな。。。
とはいえ、まずは小説を読むのを先にすすめていこう。
1巻は、好古と真之の幼少期からの話。
個人的には、好古と真之ともに金がないがうえに、学費のかからないところに最終的には行く。
それが陸軍であり、海軍。
真之なんて、東大の予備門に通っていたのにやめてまでいってますから。そう思うと、お金の問題というのがいかに大きかったのかと思わされます。
そういう話を読んでいく中で、真之の行く先を決めていく上で大きな影響を与えたのが次の言葉なのかなと。
好古が真之に言った言葉がふむふむと奥深い。
お前はまちごうとるぞ。一個の丈夫が金というものでひとの厄介になれば、そのぶんだけ気が縮んで生涯しわができる
この言葉、普段の自分のことを考えると、なかなかできない。
お金を自分でなんとか自前で工面していくことが重要である。たとえ、資金を提供してくれるのが殿様であっても、そこに頼らず自分の力で道を切り拓いていったほうがいい。
なかなかハードルが高いけども、それができたら、自分の力で切り拓いているわけですから、選択肢も広がり、だいぶ楽だろうなと思う。
こういうのを考えると、いかに資金のあてを作っておくか、その計画性がそのあとの行動のしやすさに影響がでるのだなと。
自前主義的なところになるのかもしれないけども、そういうのが大事なのかもしれない。
そんなことを思いつつ、次巻へ。。。