Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

成果を生み出す組織の条件/坂本健 ~成果をいかに再現するかか。~

本シリーズ4冊目。

チームマネジメント②です。

気づけば、あっという間にここまできてしまいました。Kindle Unlimitedって非常にありがたい。

 

読んで気になったところをピックアップして書いていきます。

 

まず、自分の実力を示すのに大事なのは、場面の特異性もあるけども、それと含めて成果の再現性が大事。

成果の再現性

その成果を繰り返し生み出すことができるかどうか、繰り返し同じような成果を出せる可能性が高いか、低いかということを示す言葉

同じクラスの成果であれば、何度でも導き出せるということ。

運がよかったり、誰かの助けがあったりしたりという一時的なものではなく、自分の力を示すというのが大事。

 

自分の力を発揮し、成果をだすには、次のことが大事。

能力→行動→成果

能力があっても仕事ができるわけでもなく、行動力があってもいいわけではない。その双方がそろってこそ、成果を得られるわけですし、成果の再現性を高めることができる。

なるほどなと。成果を示して評価されるには、成果をいうのではなく、どうしてその成果にいたったのか?というの示す。そして、その道なりを示すのではなく、その時の思考や行動を示していく。そういうのが成果の再現性を評価されるには大事。

 

あと、仕事のレベルの定義について。

レベル1 形式的なことをいわれたときにできた

レベル2 形式的なことをいわれなくてもできた

レベル3 自らの判断で柔軟に応用・援用できた

レベル4 誰もが諦める制約条件を克服した

レベル5 まったく新しい概念や状況を作り出した。

普通はレベル3までいけば、いいところかなと思うんですけどね。それ以上のレベルに到達するにはなかなか。。。

 

レベル4とレベル3の違いがこちら。

レベル4の人は意図の持ち方で差別化されるレベルです。成果の限界を超えた意図を持つ。~中略~ レベル3の人は、可能かどうか、現実的かどうかということを基準にして意図を形成する。それに対して、レベル4の人は、やるべきであるとか、やりたいとか、そういう使命感や達成意欲、好奇心など、様々な内面のエネルギーを源にして、限界を超える意図を持つ。ここが大きな違いになります。

レベル4は想いで仕事をできる人のことか。。。マズロー欲求段階説の5段階目に到達した人のことのように思えてきます。

何かを成し遂げることを目的として進めていくことができる人。そうそう出会うことがない感じがしますが。。。

 

レベル4の人の特徴はこちら。

レベル4の人はそこであきらめず、そういう反対派の人たちをも制約条件の一つと捉えて、それをどう解決するか、説得するかと考えて動かしていく。そうやって、ちゃんと成果を出す。組織が進化する。

 反対勢力があってもあきらめずに、その状況をたのしむかのように対応していく。そこで得られた成果が組織にとっての新たなステップに進むための駆動力となっていく。

 

そういうレベル4の障害物が、

レベル4の発生や活躍を邪魔する、あらゆる会社に存在する、最大の制約条件

~中略~

それは、レベル3の上司

とはね。。。

自分も将来そういう立場になったら、そういうふうにだけはならないようにしていかないとなぁ。。。