Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

本当に悲惨な朝鮮史 「高麗史節要」を読み解く ~結構面白いけど、重たい~

高麗、歴史でちらっと習った程度だったんですが、500年くらい続いた朝鮮の王朝。

ja.wikipedia.org

このあとの李氏朝鮮も500年くらい続いているのを考えると、長いですね。

 

ただ、高麗は韓国の中であんまり人気がないようです。

高麗は李朝や現代の韓国においてあまり人気がない。もう少しはっきり言えば、「毛嫌い」されている(ように私には思える)。

その理由の1つは、後続の李朝の王たちと比べてあまりにもダメ王が多すぎるからだ。

こう見ると、うーんと思うところがあります。

高麗という国のことを見ていくと、中国の王朝とのやりとりに四苦八苦していったという感じがします。特に、中国に強力な統一王朝がなければ、その両方とのやりとりを行って、影響を可能な限り小さくしたり。ただ、当時は情報が瞬時に流れることはないので、日和見的な対応ができたのかもしれませんが、昨今の情報が瞬時に伝わる環境だとできないなぁと思います。

あと、中国に強力な王朝ができたときは、その傘下に入る。これは陸続きで仕方ないところなのかもしれません。

ただ、そこに派遣していた人たちが権力をもって、国王以上に専横を振るうとかね。うーん、そりゃ国が乱れるわと言いたくなります。

特に、高麗末期で中国が元のときがひどかった感じがします。

どんなに国内でよくしようとしても、外乱でダメになってしまう。そうなってくりゃ、やる気もなくなりますわ。

 

こういうのを見ていると、歴史ってつながっているなと思えてきます。こういう歴史を見ていくと、どういう動きをするのか?というのも理解できるようなできないような。

むしろ、この本を読んで、各国の歴史というのをきちんと理解して読んでいき、それがその国の人たちに与えた影響と言うのを自分なりに考えていくというのが大事なのでは?と思えてきました。

 

うーん、これは難しい。。。