Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

自分の推しは、作家 宮城谷昌光先生 です。

特別お題「わたしの推し

 

個人的に「推し」となるのは、作家の宮城谷昌光先生です。

 

ブログへの投稿は29冊分。でも、作品ほとんど読んでいます。最近はもう一度読み直して感想を書くのもいいのかな?と思ったりしてます。個人的に好きなのは、「三国志」と「晏子」。特に晏子は衝撃的で、あんまり本を読んでいなかった時代でも、この作家の本だけは読んでました。今思うと、だいぶ偏ってます。

 

宮城谷昌光先生の本って、描かれている時代がどういう歴史の流れで起きてきたのか?というのを紐解いてくれるのが非常にありがたい。

それを強く感じたのが、三国志。読み始めた時、始まりの地点があまりにも昔で衝撃すぎて、笑ってしまいました。だって、曹操のおじいさんの話からスタートなのですから。そして、主役は曹操で、曹操がなくなったら終わりかと思えば、三国志の時代が終わるまで。

なぜ宦官が勢力をもったのか?とかというのを追っていけるから、そういうのを知ると非常に興味深い。そのときどきの歴史の一部を切り出すのもいいけども、どうしてそのシチュエーションが起きたのか?というのを紐解いてくれるのが、歴史を学ぶのに大事なことを教えてもらった気がします。

大きな歴史といううねりの中で、自分たちは必死に生きているんだなというのを感じれますから。

 

宮城谷昌光先生の本って、当初は主に春秋戦国時代の内容が多かったのがまたよかったです。なまじ自分の知識があるところではなく、ほぼない時代でもありつつも、四字熟語や孫子論語など、有名な人が出てくる時代でもある。そういう時代についてどういう物語があったのか?というのを知っていけるだけでも面白い。そして、その激動のような主人公に自分を少し重ねてみたりとか。

そして、いつの間にか春秋戦国時代に興味が出てきて、史記を買って読んでみたり。いつの間にか自分の興味のある時代が徐々に幅が広がっていくというか。

 

ただ、マニアックなところに行きついていくので、会社の人が飲み会とかで三国志で好きな人はと言われて、皇甫嵩とかいったりしてドン引きされたりとかもありますからね。それを思うと、知識が偏りすぎてるのかもしれません。

 

いま進んでいる、公孫龍とか、三国志名臣立伝が出てくるのを首を長くしてまつことにしようかと思います。