Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE 現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ ~考えることは一番の基本なんですね~

ドラゴン桜宇宙兄弟とかを仕掛けた編集者が書かれた書籍。

宇宙兄弟面白いので、モーニングでついついよんでしまいますからね。ちょっと興味があったので、読んでみました。

 

コミュニティについて書かれているのですが、この点は面白い着眼点だなと思います。サラリーマンって楽なのって、安心を得られるからなんですよね。コミュニティもあるし、さらに安定的にお金が得られる。ただ、やりたいことがなかなかできるわけではないという拘束というか不自由がある。

コミュニティについて考えるとき、この二つがキーワードになる。安心と不安、自由と義務ではなく、安心と自由だ。人間は、この二つを欲しがる。できれば、同時に。しかし、この二つは決して、同時には手には入れられなかった。

安心を得ようとすると、自由が失われるし、自由を得ようとすると、安心を失う。

会社から飛び出せば自由はあるんですが、安定という名の安心はなくなりますからね。それを確保するという意味で、FIREというものがあると思うと、面白いですねぇ。やはり、自由を得ようとするのであれば、金銭的な独立は必要ですね。

 

そして、新しいことをする際のことできになったのはこちら。

新しいことを始めるときに考えるのは基本だ。基本は、時代が変わっても変わらない。表面的な演出などが変わるだけだ。

考えることって、いろいろな根幹なんですよね。

そして、それをみんなで考えるのがいいのか?それとも、個人で考えたほうがいいのか?そういうのを考えているのが面白いかも。

企業の組織の在り方でも同じ議論が起きている。もはや、経営陣が従業員に渡す情報をコントロールすることはできない。従業員が自由に情報を得て、自発的に動けるようになるために、「ティール組織」の研究が進んでいる。

情報量が圧倒的になり、すべての産業で組織の形態の変化が求められているのだ。

何かで読んだことがありますが、優れたリーダーシップのある人がいるチームと、民主的なみんなで考えるチーム、両方とも同じ成果はだせるらしいですが、民主的なチームの方がやりがいを感じるそうです。

ダメなのが放任なチーム。となると、民主的なチームでやっていくのがいいのかもしれないけど、一歩間違えると放任になるので、難しいですよね。

 

ティール組織に関する書籍は一度読んでみようかなと思ってます。買ってあるんだけど、積読の中に眠っている気がします。。。