Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

生きるヒント5 -新しい自分を創るための12章- ~振り子の大きいのは疲れますけどね~

思いついたときにちまちまと読んでいた生きるヒント、これにて一通り読了。

読んでて、どれもいいなと思うところが多いのですが、最後の12章、あとがきに変えてが個人的に一番しっくり来た感じがします。

 

プラス思考というけども、なかなか難しいなって思うところが多々。このフレーズを読んだときになるほどなって思えてきてます。

本当に歓ぶためには、本当に深く悲しむということを知らなければ、歓ぶということはできないということ、そして絶望なくして希望はないということ、そして人間に対する徹底したマイナス思考のどん底から人は本当のプラス思考の光をつかむことができるのだ

反対側の感情に触れる、振れることで、谷が深ければ深いほど、いいことがあればそちらが大きく感じる。絶望を感じたら終わりではなく、その絶望の中で見つけることができた希望の光があれば、それをがむしゃらにつかみに行く、そういうことができるようになるのでは?と思わされます。

いまの置かれた立場に嘆くのではなく、これから先に変わっていくときの肥やしになるための準備として、そして、わずかな希望の光があれば、そちらに向かって走っていけるようにしていこうそんな気がしています。

そう思えると、前向きに物事を考えていけるようになるんではないだろうかと思います。ただ、その境地に達すると、どこかいまの処遇に不満があって、目が死ぬことがなくなるだろうなって思います。ただ、希望が見えないと変わらないのかも。

そう思うと、その希望の光になりそうなものを掴めるように準備したり、またアンテナを広げていくそういうことが大事なんだろうなと。

 

私たちの目にはいま表面的には、明るく豊かで、そして快適な時代が見えている。にもかかわらず、そのベールをひと皮剥ぐとその中に黒ぐろとした深い淵があらわれてくる。

先が見えない世の中だけれども、明るい世界ではないかもしれない。ただ、その中でも光があると思って、暗闇の淵からその光を求めていきたい。

ちょっとそういうふうに思わされました。

そう思うと、まわりをじっくり見るというのと、自分がどうなっていきたいか?というのを考えるのがいいのかもしれないなぁ。