エビはすごい カニもすごい ー体のしくみ、行動から食文化まで ~こういうのって面白い~
最近、ちょっと興味をもったので、電子書籍で購入。
通勤時に読むのは面白いのですが、ついつい食べたくなるので、昼ご飯とかに影響を与えてしまうのがなんとも。
まぁ、カニとかそうそう食べれないので、ほぼカニとかについつい手を伸ばしてしまいますが。。。
エビ・カニの行動を見てて面白いなとおもったのがこちら。
エビ・カニが餌を探すときは、視覚だけでなく、嗅覚や味覚も使っている。餌から出るアミノ酸のグリシンやアラニン、セリンなどの臭いを触角の感覚毛で感知し、その匂いの発生源に近づき、ついで味を感知する感覚毛を備えた鉄脚や歩脚で触って味を確かめ、食べ物と認識することができる。
エビとかカニは、水の中なので、アミノ酸の濃度の高いところを探しながら移動していく。そして、それが食べ物かどうかを見て、臭いだけでなく、味で確認してから判断ってね。こう思うと、こういう一連のって、人間の行動と変わらない。視覚で見て、臭いかいで、最後は味っていうのがね。
多くの人は、エビ・カニの肉を食べるさい、甘みを持つグリシンを味わったときに美味しく感じている。感度は違うものの、人とエビ・カニが、同じグリシンなどのアミノ酸に対し、好みの化学物質として特異的に反応することは、生物学的に見て、とても興味深い。
同じアミノ酸に人間も、エビ・カニも反応するのって興味深いですね。でも、エビ・カニはどういう風にアミノ酸を感じるんだろう?さすがにエビ・カニになることはできないのでわからないのですが、興味深いなぁ。
やっぱおいしいものとして認識して、そちらに吸い寄せられるように動いていくんだろうか?ウナギ店の前の臭いのように。あとは、最後に味確認するのって、毒じゃないかとか、食べ物でないモノでもアミノ酸を出すものがあるということなのかな?それってなんなんだろうなぁ。ちょっと興味深い。
こういう生物の違いって面白いですよね。新鮮というか。