Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

それでも僕は歩き続ける ~コロナ禍の影響ありありだったなぁ~

300名山を数年かけて歩いて、時にはシーカヤックでめぐった田中陽希さんの書籍。いま、300名山の日記をまとめたものが発売されておりますが、こちらは、300名山の旅の途中で滞留されている際に書かれた本。

本というより、話言葉なので、どちらかというと、インタビューをまとめていったという感じです。なので、非常に読みやすい。

ただひたすらに歩いていくというというのはすごいなと思う。それを3年超の期間でと思うとすごい。なかなかやれることではない。仕事をしながらだと、どうしても公共交通機関や自動車を使って旅行するのが当たり前。だって遠くまでいくと帰ってこれないですからね。

 

読んでていろいろと感銘を受けるところがあるのですが、その中で2つほど。

 

まずは挑戦の内容について。

誰かのために挑戦するというのは、やっぱりダメなんですよね。挑戦は自分のためでなければいけない。その理由は、他人に薦められて決断した結果、成功しなかったときに責任を転嫁してしまうことが多いからです。

誰かに言われたからチャレンジする。それは違うと。そういう状況に置かれても、自分が自ら手を上げた形にしていくことで、ということだと思います。やはり、責任感がすごい大事だと思う。自分に対して自分が手をあげたということが大事なんだろうなと思う。

誰かに言われてやるのは心理的にすごい楽。上手くいけば自分がうまく動いたから、できなかったらもとから無理だったんだと言えますから。もとから心理的に保険をかけてる。自ら手を上げるというのは、そもそもその手をあげるのがメリットがあるのか?というのを調べてから判断をしていくわけで。そうなると、その時点で主体的に物事を考えているわけですから、前向きに取り組むことになっていく。

自分で挑戦することを決めるということがどれだけ大事か。。。取り組む姿勢すら変わりますから。

 

やり続けた結果として目標が達成できたときの喜びというのは、一回で簡単にできてしまった子よりも大きいと思うんですよね。

少し試してできなくても、無理だと思ってあきらめるよりも。やっぱり続けることが一番。同じことを繰り返すのではなく、試行錯誤を自分の中で繰り返していく。そとから見たらわからないかもしれなけども、細かい試行錯誤の上にうまくいくパターンもありますから。もしくは今までのやり方は限界があるな、新しいアプローチをとる必要がある。継続の上うまくいくことができれば、その経験ができるといい。

あきらめずにチャレンジしていく、その精神は、こういうことを繰り返して成功したことがあるというのが一番大きいのかもしれない。

こういう精神ってすごい大事ですねぇ。

 

300名山の本もまた買っておこう。