失敗学のすすめ
ここ最近読んでた本です。知り合いのかたにすすめられたので、早速読んでみました。
感想として、失敗=はずかしいものという考えじゃダメだってこと。
失敗の中には、未知の失敗が含まれてる可能性があって、それをうまくクリアすれば、新しい進化への道が見える。
仮に失敗しちゃだめな技術とかあるのならば、封印技術として、何年も封印して、
次の技術をその間に開発するというのも大切なんだって思わされました。
失敗学の典型例として、
- タコマ橋(自励振動)
- コメット機(金属疲労)
- リバティー船(脆性破壊)
この3つの事故があげられてました。
たしかに、この3つは有名なので、調べてみればすぐわかる内容です。
この失敗を乗り越えて、新しい技術がでてきたんだなと思います。
そんなことを考えさせられる本でした。
製造業にかかわる人だったら一度は読んでみてもいいのかもしれません。
文庫版もあるから、比較的手がだしやすいかも。
- 作者: 畑村洋太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/04/15
- メディア: 文庫
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