海の翼
なんでトルコが親日なのか?というのがわかる小説。
小説なので、フィクションな部分も多々ありますが。
トルコ軍艦が和歌山沖(潮岬近辺)で座礁したエルトゥールル号事件と、それから1世紀たったのちに起こったイラン・イラク戦争での邦人脱出に関する話が相互に流れていくのは面白いです。
エルトゥールル号や日露戦争の結末などそれらの遠因があるというのが事実と思えてきます。
そう思うと、不思議な感じがします。
今年7月に南紀旅行をしたときにふと立ち寄ったトルコ記念館にてエルトゥールル号事件を知って本を読んでみた感想です。
- 作者: 秋月達郎
- 出版社/メーカー: 新人物往来社
- 発売日: 2010/01/05
- メディア: 文庫
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