クライマーズ・ハイ
映画化されて、話題になってましたねぇ。
その当時に買ったと思うんですが、家の積み本の中の一冊でした。積み本を解消するために、読んでみたのですが、最後のところで泣きそうに。
何回、最後の部分を読んでも、なんかこう ぐっとくるものがありますねぇ。
内容としては、
御巣鷹山 つまり 日本航空墜落事件の新聞記者のデスクから見た内容なのですが、
仲間との別れ、上との衝突、下からの押し上げなどのことを、御巣鷹山の事件の中で一連で起こっていくという、ちょっと詰め込みすぎ?ってくらいの内容です。
ただ、それらの中で少しづつですけど、いろいろと伏線が張ってあって最後の最後できれいにまとめていくんですよね。そこらでこうまとめるかぁと思わされるくらいでした。
あれは、反則だわ。
今年読んだ小説の中で、他人にオススメできる一番の本ですね。
これだけの本はなかなか無いかもしんない。
それくらい、言える本です。
- 作者: 横山秀夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/06
- メディア: 文庫
- 購入: 12人 クリック: 93回
- この商品を含むブログ (394件) を見る