他者が他者であること
宮城谷昌光さんのエッセイ集。
一度買ったんですが、飲み会の帰りの電車でなくしたのでもう一度購入しました。もったいないことしたなぁ....。
おおまかに話が4本あるんですが、その中で中国古代史についていろいろと書いてあるところが面白かったです。やはり、読んだ小説とか思い出しつつ、読んでいくと結構勉強になったり、ああ、こういう風に考えて書いてたのかと目から鱗だったり。
あとは、カメラの話も載ってて、おもしろいなぁと思いました。自分風景を好き勝手に撮ってますが、写真雑誌に投稿しようという気持ちなんてぜんぜんわかないんですが、それでも見ててなんつうか、興味をもつというかなんというか。自分が写真で衝撃を受けたものってあるかなぁと思うと、あるようでない。ただ、イメージとして撮るなら、モネみたいな雰囲気の写真が撮れたらとは思いますけどねぇ。なかなかできないというか、そんな努力一切してませんから。
今の現状、下手の横好きにすらなってない、単なる記録写真にしかなってないと思ってます。
宮城谷先生の本を読んだことがあれば、手にとって読んでみてもいいと思います。

- 作者: 宮城谷昌光
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/02
- メディア: 単行本
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