もらい泣き 読了
これも本屋の新書の中においてあって、面白そうだなと思って購入。
最近、こういのが多いなぁ。。。
読み始めるまでに時間がかかってる気がしますが。。。
一度に購入しすぎなのかなぁ。。。
もらい泣きの話ですが、ショートストーリーの積み重ねです。
いろいろな話が載ってて面白いなぁと思いながら読んでいけます。
印象的な言葉が多くて、ついつい付箋を多くつけてしまいました。
他人に聞いてもらいたい話というのはあるかなぁ。ありはするけど、重いし、重たすぎるしで他人には話さないですね。それがひとつ昇華してしまったわけではないですし。そういう意味でも、こういう話ができる人たちを見ると、うらやましいなぁと思ってしまいます。
最初の話で、面白いことかいてます。お涙頂戴ものの話は大概パターンが決まっている。人間好きなところは似てるんだなぁと思わされる内容です。読んでて、オチも読めてきますし。こういう話は予定調和が求められてるんだろうなぁと。
以下、印象的な言葉
- 九回裏まで勝負して、勝っても負けても、次の九回裏を目指すんだよ
- The bus is still runnning
- 準備ができていない人間には何も与えられないって。覚悟するだけじゃなくて。覚悟した自分に従ったとき何かが始まるし、自分の覚悟を信じる人が現れてくれたとき本当に逃げ場がなくなるって。だから、なんというか、音楽を始めた理由はさておき、今やっと始まったばかり、という感じですね。
- この、「ああ」の返事の意味は?相手の感情に気づいたの?相手に共感を示したいの?それともこれ、単に会話をつなげたいだけ?
- 根回しはまず自分から。自分自身に「仁義をきる」。それができない限り、本当に人に喜んでもらえる仕事はできないんだなって
- 今この瞬間も、俺の心臓は音を立ててくれている。どんなに苦しくても、その音を自分から止めるような真似はしちゃいけない。そんな当たり前のことに、ずいぶん時間がかかりました
- 仲間がどう死んだかに興味は湧かない。最期の瞬間、どう生きようとしていたのかが知りたい
ナイチンゲールの優れていたのは経営能力。
人を救うのは援助ではなく、自立させること。
難しいですね。。。