会議をやっていても、なんか微妙だなと思うことが多々。
どうどう巡りになって、何も決まらない会議だと面倒になってくるので、たまにそのまま会議で発言せずにいたりとかも。
本当はいけないと思っているんですけどね。
会議でいい内容を打ち合わせることができると、結構仕事のモチベーションにかかわることが多々。会議っていうのがいかに大事なのがわかってはいるんです。
ただ、そのやり方がいまいちわかっていない。
どこかもったいなと思いながら悶々としてたときに、見つけたのが本書。
読んでて、なるほどなというより、漠然と思ってたことが書いてあったりしていたので、何度か読み直すつもりです。
それくらい会議が大事だと思わせてくれる本。
会議をどうして重要視するか?それは、会議で組織の人間が意見をかわすことで、相互理解が進むから。
そうすれば、組織が変わっていく。
立場や利害の違いを超えて相互理解を図り、合意を形成し、納得のうえで一気呵成に動く。このように強い個が掛け算のように力を増幅させながら協働する組織が「考える組織」です。
この考える組織を作っていくにはどうすればいいか?
日々の会議やさまざまなコミュニケーションの場において、「議論の場を活性化し、議論の質を上げる」ことが不可欠です。
結局は、会議のやり方というか、人とのコミュニケーションなんだよな。
まぁ、何を話しても理解してくれない人もたまにいますが、もしかしたら、自分たちのやり方がまずかったのかも。
少なくとも、会議の仕込みのやり方はしっかりと身に着けておかないとな。
・ファシリテーションの「仕込み」とは、「議論の「出発点」と「到達点」を明確にする」「参加者の状況を把握する」「議論すべき論点を洗い出し、絞り、深める」の3点を行うこと。
・ビジネスにおける合意形成には、「議論の場の目的共有」「アクションの理由の共有・合意」「アクションの選択と合意」「実行プラン・コミットの確認・共有」という4つのステップがある。
参加者の認識レベルを丁寧につかむ
相手の理解状況がいまいち状況がわからないのに、いきなりフルスロットルでいくと大概失敗する。大概というより、確実に。
だからこそ、相手の理解状況の情報を集めたりして、理解を得てもらうのにはどうするかというのに知恵を絞らないといけない。
これはなかなか難しい。
理解状況がどうしてもわからないのなら、分かりやすい資料を用意しておくのが鉄板なのかなぁ。。。
参加者の背景をつかむ。これがなかなか難しい。。。

ファシリテーションの教科書: 組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ
- 作者: グロービス,吉田素文
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/10/31
- メディア: 単行本
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