Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

仕事は楽しいかね?/デイル ドーテン ~トライすることがいかに大事かと身に染みてわかる。。。~

仕事をしていくで、楽しくないことなんて多々。

ルーチンワークなんて、そこにやりがいを見いださない限り疲れるものだし。

チャレンジをしないとダメだといわれて、チャレンジができている間は楽しいものの、チャレンジをして失敗したら、失敗を理由に責められることも。

 

まぁ、大概は苦行に満ちたもの。

そんなことを考えている自分にのって、本書のタイトル

仕事は楽しいかね?

は非常に重たい。

 

そして、つまらない、くだらないなんていうけど、その原因については、次のように記載。

人生とは、くだらないことが1つまた1つと続いていくのではない。1つのくだらないことが<何度も>繰り返されていくのだよ

そのくだらないことを少しずつでもいいから、対処してなくしていけば、今よりは楽しいと思える未来を切り開くことができるのではないか?と。

試してみることに失敗はない

変化することを恐れて、何も新しいことをしないと、今の延長線上となるくだらない未来になっていく。変わることなんてない。

その未来を変えていくには、新しいことを試していくしかない。

まるで、PDCAのサイクルを回して徐々にスパイラルアップをしていけと言わんがばかり。仕事の中ではPDCAを回していくのに、自分の人生自体を対象にしてPDCAを回すなんて考えてもなかった。

変化することを恐れると、そのあとはじり貧。

じり貧になったときに、一朝一夕で考えたネタで大勝負をはり負けていくのは多々あること。

それなら、自分の強み弱みを理解し、その強みを生かすのか、弱みを補強するのかを考えて、何もない安定していた時にこそ、変化を恐れず新しいことにちまちまとやっていくほうがいい。

明日は今日と違う自分になる

そうすることで、徐々にだけど確実に自分が変わっていく。

 

これ見ていると、呂蒙の話そのものだなと。

呉下の阿蒙と揶揄されていたところで、必死に勉強して、知勇に優れた武将として表舞台にでてきて、大活躍をしていく。

まさしく「士別れて三日ならば、即ち更に刮目して相待つべし」の言葉。

 

そして、成功していくために大事なことが一つ。

成功するというのはね、右に倣えをしないってことなんだ。

一番がつんとくる言葉。

先駆者というのは周りと違うということで批判を受けることが多い。先例がどうだとかに縛られない。そういうことが大事なのかもしれない。

新しい領域では簡単に一番になれる。ただ、相手が多い領域で一番になろうとすると、相手が非常に多いし、多くの横やりが入る。

それなら、自ら新しいところを突き進んでいく。そのアタリを探すのに多くのトライをして、一番成功したところに投資をしていく。

きみたちの事業は、試してみた結果、失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落していたんだ。

 一番重たい言葉。失敗を恐れすぎるといつかは負ける。

 

この本、じっくりと何度でも読み直したい本です。

読んでても、そうだよなぁと思ったところが多々。少しづつ変わっていく。そのためのネタなんて、普段の仕事の中でごまんとある。そこをいかにキャッチして変えていくか。そういうことじゃないのかなと。

少なくとも、今年読んでよかった本TOP5には入っていきそうな感じです。

 

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

仕事は楽しいかね? (きこ書房)