お不動さん巡りと一の宮巡り 9月分 その6 ~華厳寺~
9月分のお不動さん巡り その6
三十三番 谷汲山華厳寺です。
華厳寺は、西国観音霊場の満願のところ。同じく33番札所ということを考えると、何か意味があるんだろう?とちょっと考えてしまいます。
さらには、紅葉の名所ということで、11月頭のシーズンになると多くの人々が参拝と紅葉を見に来て、混雑します。
9月にいったのは、この混雑を避けるため。
駐車場が無料のところがありますが、混雑していると無料のところになかなか停められなかったりして大変なもので。。。
ということで、無料のところに停めれたので、そのまま歩いて参道を進みます。
山門に到着。
西国三十三番札所の石碑があります。
緑の中の参道を歩いていき、手水所へ。
ここは、仏様からお水をいただく形になります。初めてみたパターンかも。お寺だとおおいのかな?
そして、本堂へ。
ここの景色を見ると、11月くらいは非常に紅葉がきれいなんだろうなと、勝手に想像してしまいます。
本堂に祭られているのは、観音様なので、裏手側のところにまわって、お不動さんにお参り。
その帰りに撮ったもの。こちらも年季の入っている感じがすごいです。
御朱印をいただいたのち、帰ろうとしたときに見えた景色。
うん、なんつうかこの景色での紅葉はすごいだろうな。
参道を黙々と歩いて、駐車場へ向かいます。
この華厳寺のお参りを無事に終えたので、今回で、岐阜のお不動さん巡りは無事に完結。
残りは、愛知と三重。
愛知は名古屋周辺と知多半島。三重はまるまる残ってます。
ブラタモリ 10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床 ~大阪の立地ってすごい立地なんですねぇ~
ブラタモリ本の10冊目。
ブラタモリの本が発刊され始めて、はや1年。あっという間に10冊目ですか。早い。ある意味ついていくのに精いっぱいです。
今回の話は、富士山、大阪、知床の3つ。
個人的に面白かったのは大阪、大阪城のところ。
今見えている大阪城が、実は江戸時代に徳川幕府によって建て直されたものだったというのが驚きというか。
そして、石垣も豊臣時代のものをすべて覆いつくし、まるで豊臣時代がなかったものとして示すかのごとくの状態にしているのが興味深い。ただ、隠れてはいるけども、いまでも豊臣時代の石垣があるというのも興味深い。
それに、大阪城の立地が台地の上にあり、さらに南側以外がほとんど湿地状態にあったというのがね。。。その南側の弱点を防衛したのが、真田丸というのも納得が行きます。道理で、真田丸が激戦区になるわけだわとも。
それにしても、地理的なことを踏まえて考え、当時のことを考えると、あんな広い台地にあって、攻めやすそうな大阪城をなぜ大坂冬の陣で徳川方が苦戦したのか?というのが見えてきて面白い。
結局、堀による防衛と湿地の2つで思うように部隊を動かせなかったというのが大きいのだろうなと。
こういうのをブラタモリで見て、なるほどと合点がいくとともに、どうして秀吉がそこに作ったのか?というのも見えてきて、妙に納得が。そして、信長がどうして本願寺との闘いに時間がかかったのか?というのもわかります。
大阪って、京都と奈良といった重要拠点であり、消費地の入り口として機能するわけで。。。
信長が、安土に城を気づいたのも琵琶湖の物流を抑えるためとの話もありますし、信長と秀吉がいかに物流の重要性を考えていたのか?というのが見えてきます。
むしろ、物流の拠点であり、最大の防衛拠点となる大阪というのがいかに重要であり、貴重な場所であったのか?が見えて面白いなぁ。
さて、次の11巻はいつごろでるのかな?気を長くして待つ必要もない気がしますが。。。
お不動さん巡りと一の宮巡り 9月分 その5 ~圓鏡寺~
お不動さん巡り 9月分 5回目です。
今回は、第三十二番札所 池鏡山 圓鏡寺。
前回の乙津寺から近いので、すぐ移動が可能です。思ったよりも近くてびっくり。
ここは、重要文化財が非常に多いところで有名です。寺院の中も丁寧に整備されており、見てて気持ちよさを感じます。
戦国時代においては、織田信長を含め、歴代の権力者から保護を受けていたそうです。由緒正しいというか、なんというか。
まずは、楼門。
そして、手水場。
本堂がこちら。
となりに立派な三重塔があります。
と移動をしていましたが、実はお不動さんはこちらにはいらっしゃらず、こちらのところにいらっしゃいます。
歩いてものの1,2分なのでそう苦にはならないです。
こちらがお不動さんがいらっしゃるお堂。
お堂の隣には立派な松があります。
そして、手水場がこちら。
お不動さんがいらっしゃいます。
この近所のご飯どころで昼食をとりましたが、非常においしかったです。さて、次回は、岐阜のお不動さん巡りの最後になります。
以下、虫がでてくるので、ここから先は自己責任で。
続きを読むイノセント・ゲリラの祝祭 (下)/海堂 尊 ~パブコメっていいもんだと思ってた。。。~
上巻から一気に下巻へと流れ込んで、読み終わり。
うん、面白かった。
今回は、いろいろと行政の闇の部分を書かれていて、非常に参考になるところがありました。特に、一般に意見を求めますということが一体どういう意味か?と書かれているのが非常に面白い。
田口センセ、いいかげん医療行政の本質をつかまないと、この先、苦労するよ。僕たち官僚にとって議論なんて前菜にすぎない。内容を拡散し攪拌し、しっちゃかめっちゃかにして、初めからあった結論をぽんとメディアになげる。これにて一件落着、さ。パブコメ提案は願ったり叶ったり。だって議論を拡散、攪拌するには、うってつけだもの
パブコメを求めるということはどういうことか?そこまで、頭を回して、意味を考える必要があるのかと。
広く意見を求めるということは一見いいことのように思えるけども、結局多くの声が集まっても、背反する意見がでてくる。そこをうまく切り取ったり、収集がつかないなら、様々な意見が集まりました。という答えにもっていく。
結局は、結論ありきなんだなと。
そういう場面に出くわすと、裏を考えなきゃならないとは。。。非常に面倒くさい。
あと、彦根の主張が非常に面白い。医者の労働状況に対する発言とか、結構闇の深い部分に踏み込んでいる気がします。
むしろ、こういう考え方って、普通に働いている人にとって当たり前な感じもしますけどね。まずは、非破壊検査で見る。原因が特定できれば、それでよし。原因が特定できなければ、破壊検査に至る。破壊検査は最終手段であって、その前に非破壊を可能な限り実施する。
そういうことが普通な気がするんですが。
その感覚がないがしろにされているのであれば、法医学ってなんなんだろうなとも。だいぶ遅れているのかな?
でも、医学って優秀な方々がされているので、そんなことはないと思うんですよね。となると、行きつくのは金と既得権益の問題なのかも。
さて、次回作も早いうちに購入して読もうかな。
今回で伏線となってでてきているAiセンターがどう翻弄されていくのか?その物語が気になりますので。
イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2010/01/08
- メディア: 文庫
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20年の月日って、結構どころか長いもんです
20年前から通っていた病院が今月をもって無事に終了。
再発の懸念もないということなので、これからは生活習慣病にかからないよう気をつけて生活をしていこうかと思います。
20年間のフォローとは非常に長かった気がします。途中からは働きつつの状況でしたので、念のためというところもあったんでしょうけど。
思えば、20年。
長かったですね。
自分の立場も学生から社会人へと変わってしまいましたし。そのあと、だいぶ働いてますからね。そう思うと、すごいなと。普通に考えれば、子供が20歳になるわけだから、長い時間なんだよなと。思えば非常に長かった。
もともと自分の病気が珍しかったのも、ここまで長くなった原因なのかもしれません。非常に症例としては少なく、貴重な実験サンプルだったんでしょうね。再発のタイミングがあれば、取り出して分析したいという欲望があったのかも。
入院当時には最先端の医療(PETとか)を経験したので、それがいまや当たり前になっているのを見ると、なかなか感慨深いものがあります。
通院していた病院が大きく変化していく様も定点観測かのごとく、見続けられたのも貴重でしたね。新しい病棟が立ち、そして、診療棟も新棟にかわっていく。さらには、病院のシステムも変わっていくのを目の当たりにしたり、医療のシステムが進化していくのを身をもって体験したりと。。。
特に、CTの進化がすごかったなと思います。
20年前は、造影剤での撮影に30分くらいかかっていたのに、いまや10分程度でおわってしまいますから。
少し進んで止まってというのを昔のCTはやっていたのに、いまや、一気に通り抜けたらおしまいとかすごい進歩。
だから、造影剤での撮影が非常に楽に。ちょっと体が熱くなっておしまいという感じになりましたし。以前は、体が熱くなるのをずっと耐える時間が長かった気がします。
普通に考えれば、おしまいといえばおしまい。
でも、いままで通院して、検査をしてみてもらっているという安心感がありましたが、それがなくなるという不安もあったりします。
ただ、それ以上に、20年間のフォローが終了したという事実。このことが素直にうれしい。
これから20年以上、病院に大きなお世話にならないような健康的な生活を続けていきたいものです。
イノセント・ゲリラの祝祭 (上)/海堂 尊 ~会議主体だと、ちょっと面白みがすくないかな。。。~
田口・白鳥シリーズの4作目。
今回も読ませてくれます。ただ、いままでのような事件の解決に奔走するのではなく、会議が主体なので、感想を書くのが難しい。
ただ、法医学についての闇をばっさり切っているところが非常に怖い。解剖が2%か。。。あまりにも、数字が低すぎるかなと。
精度をあげるうんぬんよりも、もう少し解剖率をあげたほうがいいのでは?とも思えてきます。むしろ、いまやビックデータだのAIだのいわれている世の中だから、白鳥の主張するCTでの検査をいれてしまって、そのあと解剖するかどうか決めちゃえばいいのにとも。
それにしても、会議の部分をみていると、どうも既視感を覚えてしまいます。今起こっていることに対して、目を背け、いかに既得権益を守るのか?ということに汲々としている。そんな感じが非常にしてならない。
結局、組織が変わっていこうとする意識があったとしても、その組織の首脳陣がそれに反対すれば、変わることはない。
そういう感じがしてしまいます。
そして、手柄を奪いあうための暗闘とかね。。。
ミスター厚生労働省・八神と白鳥のやりとりとか、もうね。どうして、新しいことに対して反対するんだろうかなと。おそらく別の見方をしないといけないのかな?既存のことに対して、ある程度の利権をもっている方々は、それを死守するために、抵抗勢力となってでてくる。ただ、その方々が学会の重鎮だったりするわけで。。。
あと、
その中で気になるのが、彦根の存在。
どうもいろいろと、いわくつきのような感じで、どういう爆弾を投下していき、話を引っ掻き回すのか?というのが興味があります。
むしろ、引っ掻き回してくれないと、読むのがたるくなってしまいそうですが、そういうことはないと思ってます。
最後に、メタボの記述を見て、少しイラっと。
「メタボ」が素晴らしいのは、本当に国民の健康増進に有効かどうか明らかになるまで十年以上かかる点だ。結果が出る頃には俺たちは、どこぞに天下り悠々自適で高見の見物。俺たちの仕事はその繰り返し、自分たちの目先の食い扶持の確保に心血をそそぐだけさ
news.livedoor.comこういう記事もたくさんでてますしね。
うーん、闇深いなぁ。。。
さて、下巻を楽しみにしつつ、読み進めていこうかな。
イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)
- 作者: 海堂尊
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土日のどちらかでお出かけのケースが非常に多いです。
今週のお題「休日の過ごし方」
休日は、基本土日です。あとは有休と長期連休があるくらい。
だいたい土曜日にお出かけ(旅・旅行)にでて、日曜日は家の用事を片付けるというパターンが多々。泊まりで出かけるときもありますが、だいたい年に1,2度程度なので、ほぼ日帰りでの旅行となります。
出かけ先は、たびたびブログに投稿している旅行だけでなく、街へでかけたり、美術館や博物館にいったりとか。
たまに、放送大学の面接授業が入ってくると、家の用事は帰ってからなので、結構バタバタに。
あとは、家の用事の隙間に、ブログを書いて、ストックを作ったりといったところですかね。土日に用事が入ると、結構きつくなります。そうなると、平日に書くのがマストになるので、何日分くらいストックがないとつらくなります。
土日とも家にいるときは、どちらかで喫茶店にいってのんびり過ごしてます。
旅行の行先とかの情報をいつ集めるのか?というのをいろいろと考えるのは、基本仕事帰りの電車の中か、移動している歩き中。
基本的に、ぱっと思いつくことを、EvernoteやOneNoteに記載しておいて、それを帰ってからPCで整理。そこから行きたいところの詳細を集めて、情報の精度を上げていくというやり方をとっています。
スマホとPCを連動してくれるアプリというのは非常にありがたい。
思いついたことって、早いうちにメモっておかないと、結構忘れてしまうことが多々。よっぽどいいアイデアで、そのことを煮詰めていこうかというときくらいしか、おぼえられていないんです。うーん、記憶力のキャパが欲しい。
なので、スマホでさくっとメモっておいて、仕事のことなら、あとで書き出して手帳に書いたりしたりしてます。プライベートなことであれば、そのままEvernoteやOneNoteにコピペしておく。
そうすることで、忘れるのを可能な限り防ぐことができますから。
もうちょっとここいらをうまくするようなアイテムがあるといいんですけどね。
アプリあたりを探してみてもいいのかも。
それにしても、スマホに依存しまくる生活になっているなぁ。。。
さて、今使っているスマホがぼちぼち2年たつから、新しいのを探してみるかな?
こういうガジェット系って新しいもののほうがサクサク動くし、便利になるからなぁ。とはいえ、スマホ高いのは。。。
うーん、どうしようかなぁ。