Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

10倍ラクして成果を上げる 完全自動のExcel術/奥谷 隆一 ~楽するのにExcelは便利ですねぇ。~

Excelって仕事でよく利用するのですが、本書を読んでみると有能だなと。

仕事でかなりExcelの帳票があるので、関数を駆使して自動化等を進めていたのですが、この本を見てマクロは有効であると認識。

 

Excelでやると、関数を駆使していくのですが、作ったものの設計図を残しておかないと、徐々にカオス化していき、誰もいじれない謎の便利Excelが発生していくというのが最近の悩みの種。

単純なのであれば、作る時間すら無駄だと思うのですが、徐々にそれを拡張していくと、カオス化の始まり始まり。

自分だけが使うExcelだったら好き勝手できるのですけどね。。。他人も使うとなるとどうしても難しくなる。

 

そういう観点から考えると、マクロを上手に活用して、マクロ内部にコメントを残していくのと、フローチャートを残していくことをしたほうが楽なのかな?ということを考えていたりはします。

となると、まずはマクロを使えるようになる必要があるので、自宅であれこれといじって遊んでいます。

なかなか慣れないですね。。。

 

限られた時間を有効に使っていく上で、自動化できるところは徹底的に進めていき、そこの空いた時間で勉強なり、趣味をするというのがいいのかなとも。

 

株式投資とかのことを考えると、データ解析とかをするときに、うまくExcelで作ることができれば、あとは日々Excelを動かしておけばおしまいとなると非常に楽ですしね。

そういう単純作業を徐々にだけどなくしていく、使えるサービスは使っていくというのが大事なことなのかもしれないかなと。

 

そんなことを考えつつ、Excel本をどっかで購入しようと思ってます。

この本よりもう少し詳しいのが欲しいかなと思ってしまいます。 

10倍ラクして成果を上げる 完全自動のExcel術

10倍ラクして成果を上げる 完全自動のExcel術

 

内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法/奥田 昌子 ~理由はわかるんですけどね。。。~

内臓脂肪が多いと、万病のもと。

便秘・逆流性食道炎・腰痛・骨粗鬆症、はては、がん・アルツハイマー病など多くの病気の遠因になっている。

内臓脂肪を減らしていく必要がある。

 

うーん、ついつい健康診断で気になる項目が多々ありますが、その根っこが内臓脂肪なのか。。。

となると、やせようとするなら、まずは内臓脂肪を減らすというのが効果的ということなのかもしれないかなと。

 

そこで、大事になるのがこの法則。

腹囲1センチ=内臓脂肪1キログラム=7000キロカロリー

つまり、7000キロカロリー減らせば、徐々にだけどやせていくということ。

普段食べるものを把握して、それから運動での消費カロリーをみていき、足らなければ運動量を増やす。

 

活動量計で、運動カロリーを見ておいて、そこをベースに入りと出を見ていくということなんですかね。

となると、普段カロリー摂取が多すぎるのが原因かなと。

仕事のときのおやつをやめるか。。。満腹を感じるようにゆっくり食べたりするということかなと。それが一番効果高そう。

あとは、飲み会の後のラーメンを控えるために、飲み会の前におにぎりを1つ食べておくというのも手か。

うーん、食べ方とか量とかみなおしていかないとなぁ。。。

 

それと、運動を増やすというのも必要ですかね。

歩くのを定期的にするようにするかな。。。 

戦国大名と分国法 (岩波新書)/ 清水 克行 ~思ったのとは違う側面が見えてきて面白い。~

本のタイトルにひかれて購入。

 

学校で習って以来あんまり気にすることもなかった分国法。この分国法って、戦国大名が自国経営のために作ったという感じで教えられていたような気がしますが、読んでて印象がだいぶ変わりました。

むしろ、これを読んでみると、制定する側の苦悩がひしひしと見えてきますし、そこから自分の置かれた逆境をなんとか突破したいという想いも見えてくるのが面白い。

結城氏なんて思いっきり、愚痴そのものを書いてますし、考えの思考の履歴が読めていくのがいいかな。

まるで、雑記ブログのような感じがします。

そういうのがあるからこそ、苦労してたんだなと見えてきますし、もう少し違った戦国大名の側面が見えてくるのがいい。

 

この本に書かれているのが、今川氏や結城氏、武田氏など戦国時代に滅んでいった者たちのもの。

一方で、織田や徳川は分国法を作っていない。戦争を繰り返しているからこそ、不平不満をそこで解決していっている、うまく国外へ不満をもっていくことでうまく解決につなげていっているんだなと思えてきます。

近世でも、国内に不平不満が溜まってきたら、戦争を仕掛けることがあったようですし、そこいらは変わらないんだろうなと。

この時代の勝者に必要なのは「天下布武」を掲げて、外へ繰り出すイノベーションだった。対外戦争は領国内の些末な訴訟問題すらも解消してしまう万能薬であり、戦争に勝利しつづけてさえいれば、そもそも彼らに法制度の整備など不要だったのである。

身内がボロボロでも外へ繰り出していくからこそ、なんとかなっていったと思うと、まずは身を固めてから外へ飛び出していこうとして、失敗した。その対比が非常に面白い。

しっかり身の中を固めてこそ、なんとかなっていくというのはかなり幻想なのかもと思えたりもします。

 

分国法自体は、非常に先進的なものであったのですが、それがうまく活用されなかった。

純粋で”先進”的なものがかならずしも新しい時代を築くとは限らない。むしろ粗野で”野蛮”なもののほうが新時代を切り拓くというのは、人類史上に、まま見られる現象である。

それは、戦国時代という激動の時代だからこそ、なかなか活きてこなかったんだろうなと思えてきます。むしろ、泰平の世だったら必要とされていったんでしょうが。。。

作られるタイミングが悪かったといってもいいのかもしれない。

 

激動の世の中というのを考えると、身の内を固めることに全力を尽くすよりも、外に打って出る。そうすることで、身の内がかまっていくと考えると、コンプライアンスを守るというところは抑えておいて、そこから先は臨機応変にというのでもいいのかもしれないなぁ。。。

戦国大名と分国法 (岩波新書)

戦国大名と分国法 (岩波新書)

 

EVと自動運転――クルマをどう変えるか/ 鶴原 吉郎 ~答えのない中で進んでいくのかなぁ。。。~

本屋さんに行ったときに気になったので購入。

 

読んでの感想は、よく記事で見かける内容とほぼ変わらないなというのが印象。特に新しい内容があるわけではない。

ただ、いままで出てきている内容をベースに組み立てられているので、納得感がある。

世の中のトレンド的に考えていくと、確かにそうだろうなと思えてきます。

日本にとって最後の砦である自動車産業ですら、日本は失ってしまうのか。。。

 

大きなトレンドとしては、次の3つ。

  • 電動化
  • 自動化
  • コネクテッド化

この3つの先には、「サービス化」というのがある。

 

世界各国がEVへ舵をきったのは、ディーゼル不正があったから。そして、日本の得意なハイブリットを外さないと、勝ち目がないと考えたからこそ、EVへの舵を、中国、欧州の思惑が一致して、一気に進んだ。

その流れを読んでいくと妙に納得感があります。やはり、VWディーゼル不正があまりにも大きかったのだなと。

 

そして、自動運転の流れが進んでいくからこそ、優れたセンサやカメラ、そして、そこから得られた情報をもとに解析能力のあるスパコン並みの計算でさせて対応させていく。

うーん、恐ろしいな。

車の中にスパコンを載せて走るみたいなものだし。。。

 

そう思うと、なかなか難しいんだろうなと思ってしまいます。パソコンより苛酷な環境に耐えるスパコン並みのものを用意しないといけないし、画像処理も高速で進めないといけない。

自動運転という付加価値をつけることで、莫大な研究予算が必要になるから、新規参入を抑制と。。。

うーん、かなり劇的に変わっていきそうな感じがします。

 

ただ、個人的には、EV化はなかなか進まないと考えているんですけどね。。。

確かに、EVのメリットは大きいんです。

電力を再生可能エネルギーで用意することができれば、それこそクリーンビークルとしての価値が高まりますから。

ただ、そこで使うモータが難点かなと。モータに使う磁石が足らなくなると思うんだよなぁ。。。

headlines.yahoo.co.jp

それを思うと、磁石開発が進まない限り、なかなか進まない。むしろ、コストが下げ止まると思います。

ネオジム自体、中国に偏在しているから、結構資源リスク高いんですよね。

 

いろいろと考えると難しい。

難しいからこそ、答えのない中突き進んでいっているのかもしれないのかなと。。。

EVと自動運転――クルマをどう変えるか (岩波新書)

EVと自動運転――クルマをどう変えるか (岩波新書)

 

財布の習慣―一瞬で、金運がアップする!/佐藤 伝 ~財布にまつわるあれこれ~

普段からお世話になっている財布。

そこの習慣を変えていくという内容です。

財布にまつわることを見ていくと、ふむふむなるほどなと。

 

  • 財布は、2年9カ月でかえていくこと。だいたい1000日ということなんですかね。。。
  • 財布に入れる金額は、年齢×1000円。
  • 財布の値段は、目標とする年収÷200。1000万目指すなら、5万円のさいふをもつということ。

 

かなり、自分は逸脱してますね。

財布はもう5年以上同じのを使っているし、普段から入れる金額なんて2万円程度。

さらには、財布の金額は1万円台ですからね。

まぁ、それでもいいかなと。

 

ただ、個人的には、上記の習慣の裏は、自分に常に入っている金額を把握していたり、目標を思い出せれるようにして、頑張っていくというのをするためなのかなと。

財布を2年9カ月で変えていくのは、徐々に必要とされているものが変わっていくのを自分で把握をしておくこと。

 

自分の現状を考えると、基本現金で払いなさいという内容がありましたが、自分は完全にカード派ですね。。。カードで払えるならカードで払う。

そういう生活になっちゃってますね。

これを変えるのはなかなか困難。

もともとは、固定費用だけカード支払いに切り替えていたのですが、いつの間にかカード支払いに移動。

 

きっかけは、家計簿ソフトを使い始めてから。

これを初めて、予算管理という形で使えるお金を設定⇒カード支払い分がアグリゲーションサービスで反映となるので、ちまちまとみていくと、使いすぎとかがわかってくる。

そういうところで余裕があるのが続くのであれば、もとからその資金を天引きにしてという形に。

 

そう思うと、そこいらは本書の内容を守っているんでしょうけどね。

 

まぁ、気に入った財布があったら、購入しますかね。。。 

財布の習慣―一瞬で、金運がアップする!

財布の習慣―一瞬で、金運がアップする!

 

相手に「伝わる」話し方/池上 彰 ~具体的に話す。なかなかできないことですよね。。。~

池上さんといえば、非常にわかりやすい説明をされる方。

むしろ、あそこまでしゃべりたいとすら思えてくる。

「たとえ」とか「具体的」というのをうまく使って、視聴者の目線で話してくれているのがわかるからこそ、非常にわかるのかも。

 

他人に説明するのに、なかなか理解されずイライラすることが多々。

相手の立場やバックグラウンドを考えきれていないので、理解力に差があるのになかなか気づけていないのが原因なのかもしれませんけど。。。

ただ、それは相手に思いやりが足らないということ。

 

相手に対して思いやりがあるというのは次のようなこと。

どんなときも、まず「相手は何を一番に知りたいのかな。次は何かな」と話す内容優先順位をつけながら、話す内容を組み立てていくのです。「相手は何を知りたいのだろう」ということを、常に考えます。そして、そのためにはどんあことを話せばいいのか考えます。これが相手の立場に立ったしゃべり方です。

これが、思いやりなのです。

相手のことを思ってこそ、会話が成立する。

相手が知りたいであろうことを考えて、話をしていく。うまくネタのつかみが大事とか言われますが、つかみを用意したら、そこからぐっと引き込みつつ、その流れを大事にしていく。

まずはつかみを使って興味をもってもらう。そして、そこで早めにつかみの答えを用意しておいて、その次につなげていく。

相手に興味を持ち続けてもらうというのが大事。

 

うーん、なかなか難しい。

 

そして、その相手に興味をもってもらうためにも気を付けたいのが具体的に話すということ。

会話は、相手が参加してくれてこそ成立します。だったら、相手を話題に引き込む材料が必要です。それが、具体例なのです。あるいは、お互いがよく知っている固有名詞なのです。

さらには、「いつ、どこで、誰が、なぜ、どのようなことをしたか」という事実をはっきり示すことで、話がより具体的になります。

抽象論は眠くなる。具体論は相手が身を乗り出す。この原則を忘れないことです。

たしかに、抽象論で話されていると眠たくなりますしね。。。

具体論でわかる内容であれば、ぐぐぐっと興味を持っていける。そこが大事なところ。

 

最後に、他人に説明するというのがどんなにつらくても乗り越えるしかないんですよね。。。 

人は過保護では成長しません。

 人に説明するのが難しいからこそ、そういうのが求められたときにそれが必要となってくる。

だからこそ、大事なんだろうなと。

 

具体的に話す。そして、相手が興味をもってくれるようにつかみを用意しておいて、それに対して、うまく答えていく。

難しいなぁ。。。。 

相手に「伝わる」話し方 (講談社現代新書)

相手に「伝わる」話し方 (講談社現代新書)

 

管仲〈下〉/宮城谷 昌光 ~鮑叔の身の引き方がきれいすぎる。。。~

管仲の下巻。

 

君主がなくなったあとの政変からうまく身を隠した鮑叔と公子小白と、その中にぎりぎりまで残った公子糾。

外にでることで、暗黙の抗議の形を示したことで、公子小白。それに対して、残ることで同調性を問われることとなった公子糾。

この2人の動きを見ていると、非常に興味深い。

 

統治に不満があったときに、どうすればいいのか?というのを見せられている気がします。

あえて中にいて改革しようと意志を見せずに、付き従っていくというのは身を守るのに必要かもしれませんが、周りから見たら同調しているとしか見えない。

それに対して、命を賭して諫言したりすれば、同調していない反発分子とみられてしまう。それもまたつらい。

だからこそ、身を引いて遠くに行くことで暗黙の抗議を示す。

 

なるほどなと。

まぁ、ある意味ばくちと言えばばくちとなりますが。。。

ただ、現実的にはできないところもありますが、他部署に飛ばされる覚悟で諫言してもいいのかもしれませんね。。。

ある意味伝説となってしまいそうですが。

 

仮にそんな状況になったときにこそ、こういう言葉を気を付けていきたいものです。

人は窮したときと栄えたときに本性をあらわす

せっぱつまったときだけかと思ってたけど、うまくいっているときも傲慢になることもあるから、なるほどなと。

昔の方々が、「実るほど首を垂れる稲穂かな」と読んだのもわかる気がします。

 

鮑叔が管仲を推して、一大夫にまで降りてしまったときのこと。

進退によって、その人の真価がわかるというが、退くことが進むことよりもはるかにまさった例がここにあり、鮑叔ほどみごとな男を見たことがない

なかなかできないですよね。。。

うまくいっているときだからこそ、その権力を手にしたいと思ってしまいますから。

 

そして、敵であっても身内に引き込む桓公の度量。

なかなかできることではない。

むしろ、そういうことをしたからこそ、男気に感じて精いっぱい働くというか。

 

そういうところを見ると、鮑叔という人がすべてのキーパーソンであったのかなと思います。

鮑叔がいたからこそ、管仲という逸材が世の中にでてきた。

そういってもおかしくないんだろうなと。。。 

管仲〈下〉 (文春文庫)

管仲〈下〉 (文春文庫)