ブラタモリの本5巻目。
4巻まで一気に買ってましたが、気づいたら8巻まででてました。ミスった。。。
読んでて思ったのは、18きっぷでよく通過する熱海と小田原。
小田原はさすがに小田原城という名城があるので、行くことがあります。でも、城以外ほぼいかないし、ましてや熱海はほぼスルー。熱海って温泉地として有名なイメージしかなく、自分自身が温泉地にいくのってなかなかないですし。
その熱海や小田原をじっくりこの本を手にしてまわりたいなと。
歴史の知識をもっていて旅行すると、歴史的意義とかを見て感慨深く、より深く楽しめます。それは、そこの土地でどういうことが起こったのか?なぜ起こったのか?というのを知ることができる。
それに、歴史だけでなく、アニメやドラマの聖地巡りも楽しいものですが。。。
ただ、ブラタモリを見ていると、そこに地形の知識をもつことで、そこからなぜその土地に街ができたのか?どう発展していったのか?というのがわかってくる。
もともと町の成り立ちというのを考えると、なぜその土地が選ばれたのか?というのを知ることができれば、その必然性というのもわかってくる。
この目線が加わると、もう少し旅行を楽しめるし、さらには歴史を深く知ることができる。
読みながら、ふとそういうことを思ってました。
このブラタモリ、読み物としても楽しいですし、旅行プランとしても使えるのでいい本だなと思います。
だって、観光地ではでてくるところではない場所が出てきますから。そういう意味では興味深いところが多いのがいいです。
旅行計画をたてるのに、ブラタモリ巡りするってのもいいよなぁ。。。
本書で面白かったのは、小樽の回ですかね。放映では来たことがないといいつつ、一度来てたという話でしたが、実はその前に来たことがあるというのが。
印象が残ってないと人間覚えてないんですかねぇ。。。
あとは、ブラタモリにでてくる地図は毎度作り直しのようなので、非常に金のかかっている番組なんだなと思わされます。説明したいように地図を作り直すという作業をしていると書いてあって、これは作業者も大変。
そういう番組の裏話が書かれているのもいいよなと思う貴重な本だと思います。