Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

出世する人は人事評価を気にしない/平康 慶浩 ~偉くなっていくと、考えることが変わっていくんですねぇ。。。~

係長までと課長からの世界は違う。

そういうのが垣間見えてくるいい本だなと。

 

仕事をしていて、たまに思うことがあります。

課長によって動きが違うなと思うところがあります。積極的に動く人もいれば、消極的にあまり動かない人もいる。

積極的に動く人は、浮き沈みが激しく大変なことによくあってる気がします。それに対して、消極的な人は安定的で失点が少なく、手堅いので評価はいい。そういうのを見ていると、そういう動きもいいのかな?とも。

 

ただ、この本を読んでそういう考えで目標を決めたらいけないのだなと。

係長までと課長からは見るべき世界が異なる。作業者からの目線から、経営者としての目線に変えていかないといけない。

つまり、やっているゲームが違ってきてしまうということですね。ゲームというか関わる業界の動向の全体をとらえて、どういうことが起こっているか?起こるのか?と想定していき、そこを見据えた行動をしていかないといけない。

目線を上げるとか言われますが、それを実践していくのはなかなか難しい。ついつい自分のテリトリーにすぐ逃げ込もうとしてしまうから。

そこいらを意識的に卒業していき、全体から話を落としていくという動きをしていかないといけないんでしょうねぇ。

仕事をする上でも、とにかく目線をあげていく。目線をあげてから、することの位置づけを明確にして、取り組んでいく。そこに、戦略性を盛り込んでいく。

 

あとは、自分の棚卸を実施しておきたいですね。

棚卸をするのは、次の4つの期間。

  1. 学生時代
  2. 就職~29歳
  3. 30歳~34歳
  4. 34歳~現在

自分がいままで何をやってきたのか?どういう専門性を有しているのか?というのを一度書き出しておき、現状を一度把握しておきたい。

そして、その後の方向性に対して何が足らないのか?何をしないといけないのか?というのを明確にして、これからの人生に活用していきたい。

 

時間があったら、また読み直してもいいかもしれませんねぇ。

 

タイトルとは違い、課長になってからの心構えと自分の置かれた位置をしっかり把握することの大切さが書かれた本かと思います。

結局、課長になると経営的な目線がいるから、もう一段上の世界からの風景をどうみていくか?というのが大切なのかもしれません。