Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

1000日間での読書の中で面白かった本 5冊

せっかくなので、約500冊の中から選んでみました。

 

印象的な本が多かったので、ちょっと選ぶのが難しいところもありますが。。。

ただ、こういうときでないとなかなかこういうことができないので、せっかくなのであえてでやってみました。

 

1.失敗の本質/戸部良一

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この本は外せない。いまでもこの本のことを思い出してくるくらいインパクトがあった本。

失敗するときはどういうパターンがあるか?というのもいろいろと考えさせられるところがあります。

結果で判断すべきであって、意気込みとかで判断してはならない。

意気込みとかで判断するなら、バックアップ案を走らせておいて、しかるべきタイミングでジャッジメントする必要がある。当たり前だけど、日本軍の失敗事例を例にだされると重みが桁違い。

近いので、失敗の経営学、失敗の科学とかあり、非常に面白いのですが、そこいらは似た内容もあるので、今回の選出からは除外します。似た者ばっかりなってしまいそうですし。

 

2.呉漢 上下巻/宮城谷昌光

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劉秀の時代で活躍した武将の話です。勢いに押されてあっという間に読み終わりといってもいいのかも。

呉漢自体の生き方も面白いですが、周りにいる人々がひねり出す言葉が非常に面白い。この本の面白みはそこかなと。

人から助けられたことだけを憶えておいて、人を助けたことは忘れておく。そういう生き方ができたらかっこいいなぁ。。。

同じ作者の劉邦・重耳もありますが、こちらのほうが新しいのでこちらをあえての選出です。

 

3.ブラタモリ

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ブラタモリ本。

一般的な旅行本より、マニアックなところがありますが、ブラタモリならではの目線を確認しながら旅行ができるようになっていて非常にいい。

いままでいったことのあるところを再訪したいなと思わせてくれたり、いったことのないところへ足を運ぼうかなと考えさせられたりと旅にでたくなる本です。

 

4.ビブリア古書堂の事件手帖三上延

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自分の中で、どこかライトノベルを低く見る傾向があったのですが、それをものの見事に吹き飛ばしてくれた本。

古書に関する深い造詣があるからこその内容であって、そこから事件を紐解いていくというのが非常に面白い。続刊とかはないそうですから、そのあとのスピンアウト作品とかあったら読みたいなと思ってます。

 

5.フェルマーの最終定理

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難題にたちむかっていった人々の物語。いや、物語といってはいけないですね。3世紀の間誰もとけなかったものを解くというのが非常にすごい。

そこまで興味を持ち続けた人々もすごいですが、そういう難問をさらっと提示していたフェルマーもまたすごいかなと。

過去から続いてきた戦いをアンドリューワイルズがそれを一つの形に成し遂げていく。その軌跡を読むだけでこころが震えてきます。

こういう仕事、一生に一度あるかないか。そういう仕事に巡り合いたいものです。

 

以上で5つです。

まだまだ面白い本あるんですよね。ガンダムUCとか、白鳥田口シリーズとか。そういうのと悩んだりしました。

またの機会があれば、紹介していこうかと思います。