不勉強が身にしみる 学力・思考力・社会力とは何か/長山 靖生 ~勉強はいるってことか。。。~
勉強というのは必要なんだろうか?と思うことが学生時代にありました。好きなことや将来性のあることに特化していけば、それだけでいいのではないかと。
働き始めて思うのは、専門性を高めるだけでは不十分であり、ある程度の基礎的な教養というか学力は必要だなということ。
特に、論理的に話を組み立てるということを考えると、数学の証明という技法が参考になるし、旅行に行ったときに、風景以外に楽しもうと思ったら、生物や歴史のことを知れば楽しむ内容がより広がる。
そういうのを考えると、ある程度は必要なんだろうなと。
本当は、そういう学力というか、思考力こそが大切なのだ。
実力社会という言葉も聞くけれども、それに対してはこの一言。
学歴社会から実力社会へ。このキャッチフレーズをネガティブに反映しているように見えるのが、フリーターの増加であり、ニートの急増である。
ちょっと思うところがありますね。。。
自分が仕事をしていく上で必要なものとして、既存なことをしていくのもいるけども、さらには新しいことを生み出していくことも大事。
特に、新しいことを生み出すにはいろいろと情報を集めるとともに、何が求められているかも考えていくのも必要。
創造性は、基礎的な知識や思考訓練があってこそ、発揮されるものである。
結局のところ、ある程度の学力は必要なんですよね。そのためには勉強をするしかない。なぜ、それがすごいことなのか?や困りごとは何か?というのを紐解いていく力というのは基礎的な知識や思考訓練がないと大変ですから。
そういうのを考えると、日ごろから何が大事なのか?というのを勉強していくのが大事なんでしょうね。。。
日々勉強ということなのかな。。。
最後に、歴史に関して一言がそうだよなと。
歴史を記述する行為は「選択」であり、故に常に「作為的」なのである。
勝者が歴史を作るといいますからねぇ。
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