Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

2020年マンション大崩壊/牧野知弘 ~マンションが壊れるというのはいい表現だなと思う。~

2020年というと、東京オリンピック

オリンピックのときにマンションが崩壊する。

頭の中が???になり、面白そうだったので購入。

 

マンション崩壊というよりも、マンション自体が改修できず、スラム化していくというのが著者の内容。

マンションの寿命が60年くらいなので、その改修や建て替えがすすまないと、建物を保つことができなくなる。

これは、日本の少子高齢化、さらには人口減というところがダブルパンチで襲い掛かってくるのに起因する。

マンション自体は、1つの街といってもいいくらい多様な人が住む。富裕層やぎりぎりで購入した人、若者、高齢者、海外の方など。それは、タワーマンションや大規模マンションのような大きなところだとなおさら。

こういうところで、建て替えや改修をするにしても、合意をとることが困難。そりゃ、利害関係が違いますから。お金関係の差もある。高齢者は住みつぶしてしまえばいいとすら、考えているとのこともあるようですし。

さらに、タワーマンションやマンションがどんどん建築されている状況では、所有しているマンションを売ろうにも、都心部や駅前といった好条件の場所でないと売れない。

まさに、マンションは資産というよりも、負債という感じがしてしまう。

 

ちょびっと、宝くじがあたったら、どうしようか?のリストの中で考えてたマンション。それはリストから外してしまいました。

マンション買うんなら、いっそのこと一棟丸ごとくらいにしておいて、賃貸物件としてやらないと難しいのでは。。。とも。

そういうのを考えると、一軒家のほうがいいのかなぁと。何かあれば土地を更地にして売ることもできるわけですから。

でも、結局は土地の価値って、都心部や駅前とか利便性のところが重要となるわけで、そこいらも考えて買わないといけないんでしょうね。

 

でもなぁ、マンションに住んでいる人に聞くと、修繕費の話や建て替えの話で揉めるというのをよく聞きます。

マンションは、立地条件がいいところが多いので、住みやすいのですけどね。。。自分がその環境におかれると非常に悩ましいです。

まぁ、マンションは賃貸物件として考えておいた方がいいのかなぁとも。。。難しい。

 

昨日投稿した本で不動産投資を進めていましたが、なかなか手を出しづらい。

どの話でもいい面もあれば、悪い面もある。

自分なりにどうすべきかを考えて、どこに投資すべきか考えないといけないですね。。。

 

2020年マンション大崩壊 (文春新書)

2020年マンション大崩壊 (文春新書)