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Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

「脱管理」のチームづくり/岩本 真弥 ~自分で考えることができるかどうかが肝心~

趣味 読書 知識・知恵

世羅高校というと、駅伝の名門。

広島県立世羅高等学校 - Wikipedia

全国高等学校駅伝競走大会 - Wikipedia

男子は駅伝で9回全国一位に、女子は1回全国一位に。

その出身著名人でいくと、鎧坂哲哉さん(陸上競技選手)、原晋さん(青山学院大学陸上競技部監督)などがいらっしゃいます。

 

その中で世羅高校の陸上部監督が著した本。

読んでいて、練習時間が短いというのを見てびっくり。全国一になるくらいだから、さぞたくさん練習をしているのかと思ってました。

1日1時間半の練習。内容は非常にいろいろと考えてて、早い選手よりも強い選手を作る方に舵をきっているようです。

こういうのを見ていると、どこか開成高校の野球部の話と似たようなところがある感じがします。自分たちで考えて、状況を把握して対応していける実力をつけれるかどうかが肝心要のところなんでしょう。

開成高校も自分たちで考えて、いろいろと試行錯誤をしていき、それがはまると爆発力のあるような勝ち方をする。世羅高校も似た感じがしますね。むしろ、世羅高校の方が駅伝としてレベルが高い感じすらもします。

 

それと、気になったのはエースの存在に関する考え方については参考になった。

エースは必要だと思う。メンバーはあくまでも全員平等に扱っていくが、いざレースとなったおきにエースを中心とした組織ができていないとうまくいかないと思うのだ。

実際のレースではエースを軸に作戦や展望を立てるし、ほかの選手にとっても「うちにはエースがいる」という精神的支柱があることは大きな支えになる。エースはエースであることで自分を奮い立たせ、周囲もエースを中心に団結していく。それは組織のひとつの理想ではないだろうか。

どちらかというと、エースはいらず、複数に似た素材がいればなんとかなるという考えでしたが、ここぞというときに頼るべき人がいるという心強さは重要なんだなと。

ただ、エースに頼りすぎることによる弊害についても書いてあります。

想定が崩れたときのもろさである。~中略~ひとりに頼るチームというのうはこれほどまでにもろいのかということを、私は痛感させられたのだった。

エースに頼ったほうがいいが、頼りすぎてもいけない。この兼ね合いと、さらに最悪を想定して、エースが抜けた場合どうなるか?というのも考えて手立てを打っておく。

 

こういう考え方もあるということを学ぶという意味では非常に勉強になりました。

 

そういや、以前よんだ本で、人を出すときは、そのときのエースを出すって書いてあったなぁ。。。

エースが出てっても、組織が回るようにしておく。それこそが最大のリスク管理なんだろうなぁ。そのためにも、各個人を普段から複数のことをできるようにして、さらには、自分で考え、動ける人に育てていくということが大事なのか。。。

上に立つ人の仕事ってのは、なかなか大変な仕事だわ。。。

 

駅伝日本一、世羅高校に学ぶ 「脱管理」のチームづくり (光文社新書)

駅伝日本一、世羅高校に学ぶ 「脱管理」のチームづくり (光文社新書)