Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

代ゼミが負け、東進が勝ち、武田塾が伸びる理由 勝てるフランチャイズの極意/竹村 義宏 ~単純なようでいて奥が深い~

予備校の話をメインにフランチャイズの話がなされています。

大手予備校といわれた河合塾駿台、過去にお世話になった記憶があります。駿台の模試とか受けに行ったもんなぁ。。。

ただ、東進ハイスクールも通ったような。。。記憶があやふやですが。。。大学に入る前に、大学の講義っぽいのも聞けたので非常に勉強になった記憶があります。

 

こういう予備校の話を見ていると、顧客の真のニーズに気づいてそれに対応していけた東進の機動力の大きさかなと。

大手予備校が浪人生相手で一括でどんとくる魅力的な収入に目をいれていたのに対して、東進は現役生を狙い、しかもいつでも同じ授業を受けれるようにしていった。

この本当に求められているのは何か?というのを知り対応していくのってなかなかできない。大手であればあるほど、現状の利益が上がっている中で変化をするのが難しい。

 

さて、こいうフランチャイズの話を見ていると、仕組みさえできれば簡単にできそうな気もしますが、結構多いのが劣化コピーになってしまうことも。

フランチャイズ化とは、他の人にも同じようにやってもらうことです。未経験の素人にも、やり方を教えることができて、その人が同じようにできなければ意味がありません。

 

フランチャイズを進めていくと、店舗数を増やすのについつい目線がいきがちですが、確実に利益を上げる仕組みを作っていくことのほうが大事。

先に加盟したオーナーが売り上げ不振で苦しんでいる状態なのに、新規のオーナーを次々と加盟させていきます。それは確実にフランチャイズ崩壊への道です。フランチャイズには「生態系」があるのです。

 

こう見ると、共食いになったりしないように調整しながら、うまくフランチャイズを増やしていくというのがいいのかな。。。

なかなか難しい。