2010-2013でモーニングでクレムリンを連載していたカレー沢薫さんのコラムをまとめた本。
作者とクレムリンの概要はこちら。
漫画家で、会社員で、人妻という売りはすごい。しかも、連載をもっていて会社員ってすごいなと。仕事で疲れていても、漫画を描くというのはなかなかできることではないと思うんです。
それを4年以上も続けているというわけですから。二足のわらじを履くというのはなかなかできるものではないですし。。。
モーニングでクレムリンを読んでいたときは、なんかシュールな漫画だなという印象でしたが、この本を読んでの感想は、ぶっとんでるな。。。というのが印象。そう変わらないといってもいいかもしれない。そもそも作者のことあまり知らずにクレムリン読んでたなぁ。
ただ、物事のとらえ方や文章の読ませ方が面白いので、ついつい通勤中読んでました。
学生時代の思い出が無に近いとか、ハローワークで同級生にあっても気づかれなかった話とか、いろいろと共感できるところが多々。
同窓会とかいっても、人の名前とか顔とかほとんど思い出せなかったりしましたからね。。。自分も無に近い人だったのかもしれない。リア充に対して、どうも思わず、ただ自分の道を進んでいるだけなんですけどねぇ。。。
自分の人生をとことん否定するかの如く、ばっさり切りまくり、さらには、物事をここまで斜めに見て、切り取ることができるのはすごいなと。こういうことができると、いままでと違う目線が作れそうでいいかなと。
なんか不平不満がたまったときに読んだら、ほっとできるというかなんというかそんな感じの本でした。
また、疲れて来たら読もうかなぁ。。。