Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

マンション格差/榊 淳司 ~マンションのチラシやHPの見方がかいてあるのが面白い。~

マンションなんて、まだ買うつもりはないのですが、今後の参考のために読んでみました。いや、マンションなんてもとより、一軒家すらも予定もないんですけど。

ずーと買ってても、うんともすんともいわない宝くじやBIGあたりで大当たりしたときのことを踏まえての事前勉強です。

 

読んでみてて、いろいろと思わされることが多々。自分が想定していたのと違うところも多々あり、読んでおいてよかったと思う内容です。

 

中古市場でマンションの価値は何か?というと、

「立地条件」

が大きなウェイトを占めるようです。

ついつい、その設備やらも重要であると思いますが、一番は立地条件だそうです。立地条件と言っても、都心からの距離、駅からの距離などいろいろとありますけど。

特に、駅からの距離は10分以内というのがミソ。5分以内ならなおさらGood。周辺の環境も効くようですが。。。

さらに、エントランスとか、共有設備が豪華でないこと。結局、管理費が高かったり、修繕費もその分のっかかってくるのでなおさら要注意。

あとは、民泊とかに貸し出してないほうがいいみたいです。

 

上記に加えて、管理組合がきちんと機能しているかどうからしい。

管理組合のマニュアルは、基本的にディベロッパーのマニュアルにあるパターンがスタートで、そこからケースバイケースで改定をしていくようです。

読んでいく限り、改定していないところは、管理組合があまり機能してないと思ってもいいみたい。

へーと思うところが多々。

 

管理会社は、ディベロッパーの関連会社である可能性が高いので、ほどよく修繕計画をいれてきますが、実際はあまり必要がなかったりもするようです。

 

うーん、こういうのを知っていくと、一生の買い物といって慎重にやってるつもりでも、うまくやられているという感じすらもします。

宅建くらい資格もっといてもいいのかもしんないなぁとも思わされます。

 

マンションのチラシやHPの書き方のキャッチコピーがかなり重要なようです。

なんつうか、知れば知るほど恐ろしい。。。

この類、何冊か読んでもいいかも。J-REIT投資するときの参考にもなりますしね。

マンション格差 (講談社現代新書)

マンション格差 (講談社現代新書)