アメリカ大統領に対しての疑問 副大統領が大統領になったケースは9件もある。
トランプ大統領が1/20に就任しました。
疑問に思ったことが1つ。
アメリカ大統領の中で辞任した人は過去にいるのか?ということ。それと、副大統領が大統領になった事例はどれくらいあるのか?
ということで早速調べてみました。
アメリカ大統領で辞任した人はいるのか?⇒1名いる
アメリカ大統領は、非常に力が強いです。(詳細:アメリカの大統領)
これを見る限り、一度就任したら辞任したがらないと思うのですが、調べると1名だけいました。
調査したのは、ここから↓。
辞任した1名は、リチャード・ニクソン第37代アメリカ大統領。
その原因が、ウォータ―ゲート事件。野党民主党の事務局のあるビルに侵入し、盗聴した上、もみ消しなどいろいろと不正なことをニクソン政権がおこなったという一連のこと。
議会で大統領弾劾が優勢となった時点で、ニクソン大統領が辞任。ニクソン大統領の辞任が決議の前だったので、大統領弾劾にはならなかったのです。なお、当時副大統領だったジェラルド・R・フォードが大統領に(大統領が辞任した場合、副大統領が大統領になります)。 この大統領は、選挙をせずに大統領になった唯一の大統領になります。ほかの副大統領は、次の選挙をでて当選しているので。
ぷち情報として、普通アメリカ大統領は国葬されるのに、辞任したニクソン大統領は、国葬ではなかったようです。
ウォータゲート事件に興味がある方は、こちらを参照。
タイトルの内容は、次の通り。
副大統領で大統領になった人の数⇒9名
Wikipediaより引用。
- ジョン・タイラー: 1841年4月4日、ウィリアム・ヘンリー・ハリソン大統領病死により昇格。
- ミラード・フィルモア: 1850年7月9日、テイラー大統領病死により昇格。
- アンドリュー・ジョンソン: 1863年4月15日、リンカーン大統領暗殺により昇格。
- チェスター・アーサー: 1881年9月20日、ガーフィールド大統領暗殺により昇格。
- セオドア・ルーズベルト: 1901年9月14日、マッキンリー大統領暗殺により昇格。
- カルヴァン・クーリッジ: 1923年8月3日、ハーディング大統領病死により昇格。
- ハリー・トルーマン: 1945年4月12日、フランクリン・ルーズベルト大統領病死により昇格。
- リンドン・ジョンソン: 1963年11月22日、ケネディ大統領暗殺により昇格。
- ジェラルド・フォード: 1974年8月9日、ニクソン大統領辞任により昇格。
内訳でみると、次のとおり。
- 暗殺:4名
- 病死:4名
- 辞任:1名
トランプ大統領が45代大統領なので、任期中に副大統領が大統領になるのは、2割。そのうちほとんどが大統領がなくなった場合。
暗殺も9%ととかなりの頻度。
とはいえ、過去のほうが多いですので、最近は警備も厳しいし、メディカルチェックも厳しいでしょうから、大統領が任期中亡くなるのはなさそうな感じがします。
ここ40年はアメリカ大統領は任期を完遂している模様です。
さて、トランプ政権はどうなっていくのか?株価に与える影響も大きいですし、興味深くみていこうかと思います。
以上、ちょっと気になったから調べてみたでした。