植物図鑑/有川 浩 ~ありえんと思ってつっこみながら読んでしまった。。。~
ありえない状況からのスタート。
そして、最後もありえない感じ。
始まりも終わりもありえないと感じたんだから、それはファンタジーとしてありってことでいいのかなと思ってしまった。
それまでは、うーん、これどうかなぁと思いつつも、どんどん先へ進み始めている二人(さやかといつき)を応援するつもりで読みつつも、いつきの謎が気になってしようがない。そんな感じであっという間に読み終わり。
空白期間のエピソードも最後のほうに入っているしで、脳内補間がされてわかりやすくてよかったです。
いやぁ、面白い。
映画化もされるわけだわと思います。二人で狩りに行って、獲物を料理する(料る)のは、どう考えても、モンハン。狩りは狩りでも、植物ですが。。。
そういうのを思いつつも、読んでて気になったのは、草花のこと。名前だけでてきても、何がなんだかよくわからないので、ネットで調べながら読み進めてました。そうすることで、草花のことについて少し詳しくなるし、ヘクソカズラがいったいどういものかついついネットで調べてしまいましたから。
ヘクソカズラ、地元で見た記憶が。。。いまのところではあまり見かけないのは、コンクリートやアスファルトが多いからであって、地元は田んぼはあるわでなるほどなと。
あとは、春の定番である「ふきのとう」が苦いということを書かれているのをみて、そこまで苦かったかなぁと自分の舌の記憶とすり合わせ。
苦いんだけど、ビールとあうよなぁというのが素直な感想です。
あー、居酒屋いってビール飲みたい。。。
作中に馬路村のゆずポン酢がでてきたりするのを見ると、有川さんは地元愛がすごいなと思います。そういや、最近気にしてなかったけど、有川さんとカツオ人間のコラボは面白いよなぁと。。。