Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

科学の知恵 怒りを鎮める うまく謝る/川合 伸幸 ~上手な謝罪か。。。~

仕事でもプライベートでも、謝ることが大事になることが多々。

変な謝り方をすることでより激怒されることも。。。

うまい謝罪ってなんだろうなと。

わたしたちが考えるほど謝罪に効果はありません。不適切な謝罪では怒りは収められないのです。それどころか、配偶者とケンカしたときに、相手が求めていない謝罪をし、かえってこじれてしまうこともあるのです。

謝罪のやり方を間違えると、大変なことになるのは理解していますが、うまくやる方法もあるんだなと。

ただ、何かやらかした後にしっかりとした対応をすると、より強固な信頼関係を築けることもあるのを考えると、うまい方法がある。

 

まず謝罪をすることに気を付けることは次の5つ。

  • ケンカを収めようとして安易に謝らないで、お互いに怒りが鎮まるまで待つこと
  • 自分が正しいとの思い込みを捨てること
  • 相手の立場に立って考えてみると、他の人はどう感じると思っているかを話してみること
  • 相手が感情をぶつけてくることを攻撃だと考えないこと
  • 自分は態度を変える意思があることを示すこと

面倒だからって、そうそうにごめんなさいってすると、話を聞いてないとか、理解してないとなって、火に油を注ぐ結果になることも。

そう思うと、きちんと何が原因かを追究して、その解決に取り組んだほうがいいとのこと。

その根気はなかなかでないんですよね。。。

 

謝罪に必要なのは次の8つ。

  • 自責の念の表出(悔恨)
  • 責任の自覚(責任)
  • 補償の申し出(解決策の具体的な提案、補償)
  • そのような行為をするに到った理由の説明(説明)
  • 今後は適切に振る舞うことの約束(改善の誓い)
  • 被害者を傷つけたり不快にさせたことの認識(被害者への労り)
  • 自分の行為が不適切であったことを認識(不適切な行為の認識)
  • 赦しを請う(容赦の懇願)

この自分が悪かったというのと、相手に理解を得ていくというのはなかなか難しいなと。

相手の気持ちが一度収まるまで耐え続けるしかないのかなと。

 

なかなかハードルの高いことだけれども、少しづつやっていくのがいいんでしょうねぇ。 

科学の知恵 怒りを鎮める うまく謝る (講談社現代新書)

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