Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

仕事論/藤村 忠寿,嬉野 雅道 ~仕事のキャパの話はわかりやすい~

水曜どうでしょうのディレクターの、藤村さんと嬉野さんがインタビュー形式で書いた本。

水曜どうでしょうが好きだから、ついつい本屋で見つけたときに衝動買い。

 

読んでみての感想は、自分が心地よくなれるところである温泉はどこなんだろう。

藤村さんは自分がしてて楽しいのが編集作業。だから、他人に任せずに自分の力でごりごりとやってた。

仕事をしていてついつい自分でやらなくてすむなら、やらなくてもいいかなと思うところがある。

だけど、おもしろいところを自分でやると言う執着もある種必要なのかなとも思えてきます。

 

そうすることで、自分が働きやすいように環境を変えていくということもできるし、それが結果的には周りの働きやすさにも繋がっていくのかもしれない。

  

あと、できないことはできないと言う方法もしっかりかいてあるのがいいと思う。

一升瓶に二升分の酒をどういれるか?と聞かれたら、無理だと答える。

無理にいれようとすれば、こぼれ落ちるだけのこと。

物理的なことはわかっていても、ただ仕事のときはそれがなかなかできなかったりする。精神論に走っていって結果的にできないか、中途半端なものになるかのどちらか。

そうならないように、仕事にかかる時間をすべて洗い出して、それをもとにできるかどうか検証していく。

そうすれば、端から見れば無理だと思うところをわかるようにしていくことができる。

それができれば、結果として作品や仕事のクオリティを担保できる。

 

なるほどなと思うし、仕事にかかる時間がどのくらいかを把握するのがなかなか難しい。経験とかもあるので個人差もあるわけで、そこいらをいかに平準化していくかが大事なのかもしれない。

 

あと、仕事の失敗を他責にして考えてしまうのも成長を止めてしまうそうです。

失敗は、失敗としてきちんと受け入れておいて、そこの反省を踏まえて進んでいく。そういうやり方も大事になるのでは。

 

感想を書いていると、スパルタ軽視気になってしまってこわいですね…

 

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